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不思議な。BHside ページ14
俺の隣のデスクのAさん。
1年ズレて俺が入ってきた。
だけど、学年は同じ。タメでいいかもとは思ったけど、まぁ、いわく上司なわけで、
一応敬語である。
隣のデスクの奴に興味はある。
彼女は俺が鼻歌を歌うと絶対にコピーを頼む。
そのあいだに静かにコーヒーを沸かして俺のデスクに置いてくれているのも知っている。
不思議な人だなといつも思う。
雰囲気がほかの人とは違う。
なんだか、笑っている時のこっちをちゃんと見てない目。
最初はタダの愛想笑いだしと見逃していたけど、いつも彼女の笑顔も目線も入れる光も変わらなかった。
この日までは。
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作者名：もがの | 作成日時：2017年1月19日 22時
