雷柱、子供ができたようです。【完結】

5話 ページ6

Aside



そして次の日。




言っていた、今日の夜＿＿＿になった。




善逸は「ちょっと用事があるから」と一言断わって出かけた。



…………最初は、浮気？と思ったけど、そんなこと、善逸はしないよね。




私はわかった、と言って、今ご飯を作っている。



今日のメインは鰻とお寿司。豪華そうに見えて、全部私が料理した。



喜んでくれるといいな…………ご飯も、子供のことも。



ご飯は、もちろん善逸の好きな物にしたけど、やっぱり子供のことが気に係る。



…………言うタイミング、間違えたかな。




でもいつか言わなきゃいけないし……………





そうこう迷っているうちに、善逸が帰ってきた。



善逸「ただいま！A！炭治郎達も連れてきたんだ！」



え？




た、炭治郎達も来たの？




いやご飯は全然、炭治郎達が来ても足りるんだけど………
え？子供のこと言おうとした途端に、こんな状況？



凄く焦ったけど、善逸が折角と思って連れてきたし、今更炭治郎達にさよならって言うのもなぁ………



仕方がないので、炭治郎、伊之助、禰豆子、それに………水柱・冨岡義勇さんと、子供のことを教えてくれた蟲柱・胡蝶しのぶさんが来た。



宇随「よォよォ！久しいなぁ、善逸！」



この声は………元音柱・宇随天元さんの声だな。



蜜璃「うわぁ〜！善逸くん、広い所に住んでいるのね！羨ましいわぁ〜！」



恋柱・甘露寺蜜璃さんも。甘露寺さん、あなたのお家もとても広いのでは………。




全員ゾロゾロと入ってきて、大広間に集合した。



………こんな中、私はアノことを発表するのかぁ………




段々やる気が失せてきた。



ここに集まっているみんなが嫌い、というわけじゃない。むしろ、今まで戦ってくれたいい人達と思っている。



だけど…………



こんなに人いる中で、まともに言えるのか……＿それが、私はとても心配だった。




不利な状況の中、夕食会(？)が始まった。

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