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50話:姪っ子 ページ4

突然ですが作者は単行本でこの小説を書き進めてます。

ですのでここから完全オリジナルに入ります(次巻が出たらまた原作突入です)
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『裏道さんに兎原君おはようございま〜す』

「…裏道さんおはようございます」

「Aちゃんおはよ〜熊谷は無視すんなよ」

「…はよ」


いつもどうりの朝、今日も変わらぬ1日が過ぎると思っていた


しかし…

トスッ

足に少しの衝撃が

下を見ると見覚えのある女の子がいた


…何でこの子がここに?と思っているとその子は爆弾発言(?)をした




「…母さん」


『え』



「「……………母さん!?!?」」


「え!?どういう事?!Aちゃん子持ちだったん!?」

「熊谷…お前いつの間に…」


…とりあえず誤解を解かなくちゃなぁ




仕切り直して現在休憩所

私の足に飛び付いて来た子は今ジュース飲んでる


『…何でこんな所にいるの?咲楽ちゃん
まぁ大体は分かったけど』


さっき足に飛び付いて来たのは私の姪の忍音咲楽(さくら)ちゃん(6)

つまり姉さんの子供。


パニクる2人にちゃんと説明してから咲楽ちゃんに質問する


「えっ何でAちゃん分かってんの?」



『…咲楽ちゃん、たまに凄い言葉足らずになるんですよね。不安な時とかは特に

つまりさっき咲楽ちゃんが言ってたのは

「(周りの建物見てたら)母さん(とはぐれた)」

って事なんです…


そうだよね?咲楽ちゃん』



「うん。でもAちゃんに会えたからその内母さんとも会えるでしょ?」


『うん、今姉さんにメールしたらすぐに来るって。……あっ来た』

バァン

「Aちゃん!!咲楽見つかったって本当!?」

「ほんとだ早っ」



「咲楽!もう、急に居なくなってて心配したのよ〜!」

「母さん…迷子になってごめんね」


『まったく、姉さんも咲楽ちゃん連れてるならちゃんと見ておかないと、ねぇ?』


「う〜ん それに至っては本当ごめんね〜
でもAちゃんが見つけてくれて良かったわ」


『私は見つけてないよ』


「え?じゃあ熊谷君?」

「俺じゃないですよ」


『咲楽ちゃんが私を見つけて私に声をかけたんだよ、姉さん』


「咲楽が…?凄いわね咲楽!!」

「…うん」


「あっ咲楽ちゃん照れてる可愛い〜
てか咲楽ちゃんって叶美さんに似て美人っスね」

「……。」


「えっ何その冷たい目
ほんとに6歳?凄い睨まれてるんだけど」


「…気安く母さんの名前を呼ばないで下さい。」


…まぁ、とにかく咲楽ちゃんは姉さんと一緒に無事に帰りました

番外編:バレンタイン→←49話:ウサオくんのお悩み相談



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烏賊(プロフ) - 熊谷くん最高です (2021年1月31日 22時) (レス) id: 9202ce14e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪月 | 作成日時:2020年12月6日 23時

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