体操のお姉さん､やってます【熊谷みつ夫】

49話:ウサオくんのお悩み相談 ページ3

仕切り直して今度はウサオくんのお悩み相談に｡


「…いや 何で俺だけ」

「今日は皆でウサオ君のお悩み相談を聞いてあげようね!!」

「今日はママンとトゥギャザー史上歴史に残るハズレ回になるわね!」

「ねぇ何で皆普通に進行してんの?」


そんな事を言う兎原君をスルーして手元にあるお便りを読む



『それじゃあ一通目のお便り!』

「あ 良かった誰かのお便りもちゃんとあるんスね」



『合コンでひそかに狙ってる女の子の好きなタイプが軒並み「面白い人」なのですがどうすれば面白くなれますか?』


「俺じゃん」


詩乃さんが2通目を読む

「モテないのでガールズバーで足しないお金を使ってモテ気分だけでも味わって見ようとしたけどひたすら虚しいです

どうすれば良いですか?」



「全部俺じゃん」


「いや おかしいでしょ そもそも俺一通もお便り送ってないし!」


「代わりに送っといてあげたクマァ」

「そんなアイドルの履歴書あるあるみたいな送り方するもんじゃねぇから」


みつ夫君と兎原君がコントみたいな事してんなぁ…


『それより兎原君､一応撮影中何でちゃんとキャラ保ってくださいね

さっきからずっと素で話してますよ』

「………次から気を付けるピョ〜ン…」


小声で注意すると兎原君は素直に聞いてくれた





「はい!」「はーい」

「じゃあマイちゃん答えてくれるかな?」


「愛がお金で買えると思っている内はウサオくんが本当の愛を手にする事は無いと思う」


「マイちゃん…?!」


こんな感じの会話を2回程すると兎原君が耐えられなくなったのかみつ夫君と裏道さんにも何か話せと言った


「良い子に聞かせられるような健全な恋愛をしてきてないクマァ〜」

「思い出したくもない」


「ろくでもねぇ男たちだな
そうだ､池照君は?」



「俺は美しい思い出程人に見せずに大切に胸の奥にしまっておきたいんです」

「甘ァァい」



それからなんやかんやあって撮影終了


今日ははち太くんとあ○森する約束してたからみつ夫君と一緒に直帰しました



「あっお兄ちゃん後ろタランチュラいるよ」

「なんやコイツ シャーとか言うてるけど」

『それ威嚇してるんだよ 逃げて逃げて』

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