検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:25,377 hit

47話:ガールズバー ページ1

「あ〜〜面白くなりてぇ〜〜〜」

とある日の収録前
兎原君がウサオくんの頭を被ったままそう言った


「とうとうシラフでそれを言うようになったか……」

「終わったな 人として」

「人として…!?」


『熊谷さんさすがにそれは辛口すぎません?』

まぁ今まで兎原君がそれ言うのは酔った時だけだったから無理はないかもしれないけど…(彼氏に甘い)



ちなみに

まだみつ夫君の事を名字呼びなのは出演者にはバレてても出木田さんとかにはまだバレてないから


兎原君が口を滑らせそうだからそこら辺はしっかり口止めしてます


…え?どうやってあの口の軽い兎原君を口止めしたかって?

…世の中には知らない方が良い事もあるんだよ


「え〜めっちゃ可愛いんスよ バニーガールのツキミちゃん ギャルっぽくて」


私が脳内で誰かに説明してる間に話が進んでた…まぁいっか


『兎原君昔からギャル好きですよね』


「ギャルの良さが分からないのは3流スよ(?)




…ちょっと待って、なんでそれをAちゃんが知ってんの?」


『…覚えてるかな 兎原君が体大時代付き合ってた先輩の久野 逸(くの いち)さん。

あの人私と同じ部屋だったから。』


「えっマジで??

…あの人俺の事なんて言ってた?」


「(あの兎原が付き合ってた元カノを覚えてるなんて珍しい…)」


『え?…良いんですか?多分メンタルやられますよ?』


「ヒィッ…言わなくて良いです…」


いやぁ…あれは凄かった…放送禁止用語のオンパレードだったなぁ…

あの人いつもヘラヘラしてるのに怒るとガチでやばいから…



「…あ、そういえば熊谷は?ガールズバー行かねぇ?」


「今日は無理 はち太とゲームやる約束してるから」

「なんだその約束小学生みたいな」


はち太君がゲーム誘ってくれたのも可愛いかったけどその後のみつ夫君の反応が凄く可愛かったなぁ…

これが俗に言う尊いか…



と、そんな事を考えていると裏道さんが話しかけてきた

「…忍音って熊谷がガールズバー行ってても何も思わねぇの?

ほらあの、嫉妬とか…?」



『あぁ、その事ですか?うーん…嫉妬しないかって聞かれるとするのはするんですけど…

別にそんな事でみつ夫君を縛るのは違うし

お互い好きに生きてる感じなので』



「へぇ…そういうもんなの?」


『まぁ多分これは私達が少し変わってるだけだと思いますけどね(笑)


……そういえば今日新コーナーやるみたいですけど』

「…嫌な予感しかしねぇ…」

『ですねぇ…』

48話:恋のお悩み→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

烏賊(プロフ) - 熊谷くん最高です (2021年1月31日 22時) (レス) id: 9202ce14e0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雪月 | 作成日時:2020年12月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。