人見知りの大恋愛 (ページ47)

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一途ページ47

「わざわざ送ってくれなくてもいいのに」
SG「一応暗いし一応有名人だし一応女の子だし」
「一応いらない。スングァナも明日仕事でしょ？駅まででいいよ！」
SG「駅までは送らせられる。」
「もちろん。」

スングァナはさっきとは違う雰囲気で楽しそうだった。

「…なんだ！楽しそうじゃん！よかった！」
SG「…Aを困らせること言っていい？」

急に真剣な顔になってわたしに向かい合う。なんか悪いことしたかなって一生懸命記憶を辿るけど出てこない。

「…えっ…と、プリンくらいなら奢ります」
SG「ちがうよ。…おれさ、ずっと好きな子いるって言ってたじゃん。それ、Aだから」
「…え」
SG「それだけ。じゃあね。気をつけて帰るんだよ！」

それを言ったあとのスングァナの顔はすごくすっきりしていて。
わたしはスングァナを傷つけたのかな？とか考えてみるけどジェファンさん以外考えられないから気付かないふりをしておく。