麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ8)

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グラグラグラと地面を揺するような笑い声が聞こえる

白ひげ…初めて手配書以外で見るかも…

白ひげの目をしっかり見てお礼を言う

それくらいは礼儀として当たり前のことだ

「白ひげ船長殿。シルバーズ・Aと申します。この度は命を助けていただき本当にありがとうございました。この御恩は必ずお返しいたします。」

「あぁ。こいつらが勝手にやったことだ。俺がやったことじゃねぇ。感謝ならナースとマルコ達にするんだな。」

「はい。本当に皆様に感謝しています。」

そう言ってナースとマルコ達に頭を下げる

「おめー。麦わらの所のクルーらしいな。」

「はい。」

「なんでこんなとこに飛ばされてきたぁ？」

少し威圧感が宿る瞳で見られる

少しでも嘘をついたら見破られるだろう。

正直に話すことにした。

「私達はもともと新世界に入る船のコーティングをするためにシャボンディ諸島にいました。そこで、道中仲良くなった人魚が人攫いに連れて行かれてしまってその子を助けるためにヒューマンショップに乗り込みふざけた天竜人をルフィがぶん殴ったら大将が来てしまいこのザマです…」

と包み隠さず話すと

白ひげは驚いた顔をしてまたグラグラグラと笑った

「おもしれぇ奴らだなぁお前ら！！！あのゴミ屑どもを殴ったか！！！グラグラグラ！！気に入ったぞ！！よくやったな！！」

よくやったところで私達はぼろ負けして、いまこうしてバラバラなんだから意味ないじゃん！！
と心の中で悪態をついたがふふふっと笑い受け流す

「おめぇ、これからどーするんだ。」

さっきまで笑っていたのに真面目な顔をさせると少し戸惑う

「ルフィが暗号で二年後にシャボンディ諸島に集合って言ってたので二年間どこかで修行します。なので折り合って相談があるのですが…」

「なんだ？言ってみろ」

「私も悪魔の身の能力者なので、この海の真ん中に投げ出されると生きて島に辿り着けるか…なので次の島まででいいのでこの船に置いてもらえないでしょうか？？」

敵船のクルーを置くなんてあり得ないことだってわかっています！！と言うと

白ひげは少しニヤッとした後口を開いた

「おめー。性は、シルバーズだったな。」

「はい。」

「おめー冥王のガキだろ。」

周りがざわつく。
それはそうだ逆に驚かない方がおかしい
(ルフィみたい)