麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ50)

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微裏表現あり
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男「なぁ、1人で何してんだい？今暇？」

「あ、あの、男婦さがしてて」

と正直に答えると
男がニヤリと笑った。

男「んじゃあ、俺としようよ。俺だったら無料だよ？お嬢さんくらいの美人だったらこっちからお金払いたいくらいだよ」

手を取られちゅっと手の甲にキスが落ちる
その瞬間体にぞくりと嫌な感覚が走った。

気持ち悪い。

そう思って腕を引っ込める

今になって自分がしようとしてた事の
愚かさと恐ろしさに気づく

怖い

男「なに？ウブな表情するね。そそられる」

「あ、、の、、私帰らなきゃ」

カラカラになった喉でようやく言葉が出た。
いつもだったらこの位の男なんてすぐに倒せるのに
思い出されるのは私が拉致された時の事。

無理矢理脱がされ
もうダメだと思った事。

マルコ……
あの時はマルコが助けてくれた

今は1人だから1人でどうにかするしか無いのに
体が動いてくれない。

ぐいぐいと引っ張られ建物の人気のない路地に連れて行かれる

「や、、だ、、」

マルコっ、、、

男「いいから来いって！気持ちよくしてやるから！」

「や、だ、、、」

怖い

怖い。

たすけて

「マルコっ！！」

そう叫ぶと後ろから声がした

マ「おい。その汚ねぇ手Aから離しやがれよい」

あぁ、何でマルコは
いつも私の助けて欲しい時に
近くにいて助けてくれるんだろう。

男「お、お前誰だ！！」

「ま、、るこ、、、」

マルコは、男を少し睨むと私に目線を移し、
少し怒った顔でいった。

マ「Aは後で説教だよい。だが、間に合ってわかったよい」

ボボボッと手から青い炎を出すと
私の腕を掴んでいた男は泣きながら逃げて
いってしまった。

その場には私とマルコ2人だけが残された。

「何で来たの」

まただ、ほんとに可愛くないな。自分。
ありがとうの一つも言えないなんて。

マ「お前が俺の名前を呼んだからだよい」

「ほっといてくれればよかったのに」

マ「よいよい。」

ボロボロと涙が出てくる

「どう頑張ったって、！！私マルコのこと嫌いになれないじゃん！！」

ぎゅうっと強くマルコに抱きつくと
サラサラと頭を撫でられる

マ「無事でよかったよい。怪我はないか？A。」

「うん。マルコ、来てくれてありがとう」

そう言うとちゅっと頭の上にキスが降ってきた。