麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ45)

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「あのね、やっと好きって自分で気づいたんだけどね、あっちは私のこと好きじゃないの。」

ビ「なんでそんなことわかるんだ？」

「だって言ってたの聞いちゃったんだもん。でもね、それでも彼のこと嫌いになれないの。こっちも嫌いになってやる！って思っても嫌いになれないの。何でだろ？」

そう言うとビスタは笑ってぶにっとわたしの
ほっぺを摘んだ。

ビ「それは、お前がそれだけそいつのことが好きだからだろ？嫌いになっても嫌いになっても好きなんだったらもう諦めてずっと好きでいるしかねぇじゃねーか。それに、嫌われてんなら好きにならせるしかねぇじゃねーか？」

ビスタはそう言うと
ばっと立ち上がって
私の頭をガシガシと撫でた。

ビ「応援してるぞ。あと、マルコはAの事嫌いなはずねぇぞ」

「うん…ありがとう……って！！何でマルコってわかってんだよ！！！」

______________

部屋に戻りベッドでゴロゴロとしながら
さっきビスタに言われた事を
思い出していた

『それだけお前がそいつの事を好きだからだろ？』

そう言われると何も返しようが無い。

『好きにさせるしかねぇじゃねーの？』

マルコを好きにさせる方法…
マルコってどんな人が好きなんだろ？

マルコのタイプの女の子になれば
マルコは私のことをもう一度好きになって
くれるのかな…

そうか！！マルコが私のこと好きになるようにすればいいんだ！まずは情報収集からだ！！

よっし。マルコ好みの女になってやるんだからな！！

______
バタバタと駆け出しまずは
サッチの部屋に向かう

「サーッチ！」

部屋をどごん！と開けベットの上で本を読んでるサッチに突っ込む

サ「うおっ！！何だってんだよ！！びっくりすんな！！ってか、ノックしろノックを！！」

サッチが本とか珍しいじゃん…
そう思いギャーギャー騒ぐサッチが持っている
本を覗くと

「エ●本」

サッチは、はっ！と言う顔をして
すぐ背中に隠した。

サ「違うんだ！！Aちゃん！！これは！！」

エ●本にならなんか書いてないかな？
大人の女性的な何かを知れるかもしれない…

「サッチ！貸してそれ！」

サ「え？！なんで？！！燃やすの？！燃やすとか無しだよ！？！」

「うっさい。いいから！」

ガシッと奪うと中を開く
裸の女の人がいっぱい

サ「何でそんなエ●本真剣に読んでるわけ？」

「ん…大人の女性への道なのです…」

サッチは何言ってんだ？と言う顔をして
頭をかしげてる