麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ41)

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その日はAは部屋から出てこなかった。

あの後サッチが追いかけたみたいだが
部屋に入れてくれなかったようだ。

俺はちゃんと話したいと言う気持ちを押し殺し
いつも通りに振る舞まおう。

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Aside

マルコが部屋から出てから
私はナミが言っていた事を思い出した。

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ナ「Aは変なとこ世間知らずだから好きな人できたら一度私を通しなさいよ！」

「私まず好きって気持ちがわからないなぁ…ルフィ達もナミとロビンと同じくらい好きだし、チョッパーも大好き」

そう言うとナミは頭を抱えロビンはクスクスと笑った

ナ「恋っていうのはそーゆー事じゃないのよ」

「どーゆー事？」

そう言うとロビンが私の髪をスルスルととかしながらいった。

ロ「そうね、例えばその人を見ると胸がキュッてなったり、一日中その人のことを考えてしまったりかしらね？」

ナ「後から気づく事もあるわよね」

「胸がきゅ？後から？」

ロ「そうね、好きになってるのに気づかなくてその人にそっけない態度取られたり、何か言われた時に思った以上に傷ついたり」

ふーんと考える

「そっか、私ウソップにそっけない態度取られたり悪口言われても別に悲しくないな…イラついて殴るけど！」

ナ「まあ、簡単に言うとそーゆーことよね」

ロ「Aが好きになる人はどんな人なんでしょうね」

ナ「そんなのサンジくんが許さないんじゃないー？？」
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よくよく考えてみたら、胸がキュッとなったり、
マルコのことを考えたり、私はマルコのことが
好きなのかもしれない。

マルコは勘違いって言ってたけど
恋なんて自分にしかわからない気がする。

だって、自分でも気づくのに時間がかかるくらいだ
そんなの相手に分かるわけない。

そうだ、サッチに昨日のお礼渡しに行くついでに話を聞いてもらおう。

そう思い、サッチの匂いをたどっていった。

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