麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！

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マルコ目線

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立ち上がった女は羽の生えた虎に変身した。



やっぱり能力者だったかと思い攻撃されたらやり返せる姿勢を取る



すると俺らには目をくれず空へ飛ぼうとした


そんなボロボロの状態で飛べるはずもなく


あっけなく地面に落ちてきた。


女の変身がとける


意識を失う直前何が言ったように見えたがまずは治療が先だと思い医務室に連れて行った





治療を終えたナースに聞いた所あと少しで生死に関わっていたと言っていた。いまは一命を取り留めていて死の危険はないようだった。



腹にはビームのようなもので貫通させられた傷が、肋骨は三本折れていて、なにより出血が酷かったらしい。


ナース達にお礼を伝え病室に向かう



無数のホースに繋がれ包帯が至るところに巻かれている彼女がいた



本当に死のギリギリにいたのだと分かった。



すやすやと眠る女の顔を見ているとサッチが入ってきた



「よっ。かわいこちゃんの様子はどーだい？？」



「ああ、峠は越えたみたいだ。あとは目覚めるのを待つだけだよい」



「よかったーー。せっかくのかわいこちゃん死んだらかわいそうだもんな。」


ふーーー。と安堵のため息を漏らすサッチ


「あ。そーいえば、さっきのマルコ意外だったな。
お前がこの子抱えて医務室行くなんてびっくりだよ！！家族以外興味ねーと思ってたぜ」



そーいえばそーだったななんて思いながら抱えた時についたのであろう服につく血を眺める。


いつもだったら不機嫌の原因の何者でもない事だが今回は悪い気はしなかった。



「まぁ。気まぐれだよい」



そう言って女に視線を移す



こいつの能力にはちっと興味があるなぃ。

(後々サッチから聞いた話だがあんなに優しい目を人に向けたマルコを初めて見たそうだ。).

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