麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ39)

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「え？？」

何故私は抱きしめられてるのか、
今の言葉でマルコに絶対嫌われたと思ったのに
抱きしめられた。

それに、こんな気持ち初めてだ。
ルフィに抱きしめられた時も、サンジくんに抱きしめられた時も、ナミや、ロビンを抱きしめた時も、
大好きと言う気持ちはあったが、こんなにもドキドキして、顔が赤くなって、何も考えられなくなることはなかった。

「マ、、マルコ、、、心臓が壊れちゃうよ、、、」

ハクハクと、魚のように息を吸う

マルコはやっと口を開いた

マ「俺ぁテッキリAに嫌われたと思ったよい。A、、、それは、、病気じゃないよい。」

「き、嫌うわけないじゃん！！大好きだよ！でも、サッチに病気って言われたから…」

マ「俺は医者でもあるんだよい。医者が言ってんだから間違いないよい。」

「そっか！！マルコが言うなら間違いないね！じゃあ、これはなんなの？」

抱きしめられている状態からガバッと体を起こし
真っ直ぐマルコを見つめるとスルリと頬を撫でられた

マ「それは、、、それはな、ホームシックからくる心の間違えだよい。」

「ん？何それ？」

マルコは寂しそうな悲しそうな顔をして言った

マ「簡単に言うとな、"勘違い"だよい。」

勘違い。
このドキドキが？
マルコに対するこのわけのわからない気持ちは
勘違いから来るものなのか。

そうか。マルコが言うならそうなんだ。
マルコは私より何倍も頭もいいし、
それにお医者さんだ。
チョッパーと同じくらい
いいお医者さんだ。

マルコがそー言うなら

「そーなんだね！！わかった！」

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マルコside

Aに言われ内心とても嬉しかった。
純粋無垢そうな瞳でそんなことを言われたら
抑えきれなくなりそうだった。

Aを部屋に戻し、俺は昼間だと言うのに
酒が飲みたくなった。

海を眺めながら
深いため息をつきウィスキーを飲んでいると
バシッと肩を叩かれた

マ「いてぇよい」

サ「はっ、こんくらいでお前が痛いわけねーだろ。んで、Aはどーだったんだ？」

ニヤニヤと聞いてくる兄弟に肩パンを食らわせてやった。

マ「どーもこーも、ちゃんと説明しといたよい。つか、お前病気とか適当なこと言ってんじゃねーよい」

サ「はは、恋ってもんは自分で気づいてこその大人ってもんだろ？ってか、なんだよ説明って」