麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ29)

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ビリっと来ていた服を破られ裸体を晒すことになる

もう最悪だ。

「いや！！やめて！」

そう言ってもがいたが海楼石の手錠のせいもあり
思うように力が入らない

デビ「なんだ？海賊の女のくせに生娘なのか？」

ニタリと不吉な笑みを見せ手が段々と下に下がっていく

「や、やめて！！いやだ！！たすけて！」

ここまでかと思い諦め目を瞑った瞬間

扉が蹴破られる音がした

デビ「？！！」

それと同時に聞こえる声

マ「A！！！！」

「マルコぉ！！」

彼の姿が見えた

デビ「おい！！この女がどーなってもいいのか？！！」

首に当たる冷たいナイフ

それを真顔で見つめながらマルコは言った

マ「俺らの仲間に手ーだすなんざ100年はえーんだよい。」

デビ「このっ！！！」

マルコは目にも止まらぬ速さでデビルを蹴り飛ばした

デビ「ぐはぁ！！！」

一発KOされたデビルは白目を剥いて床にぶっ倒れた

そのあと来た1番隊の仲間にデビルは連れられて行った。

マ「ずいぶんボロボロだねぃ」

マルコは自分の着ていた服を私にかけてくれた

「本当最悪だったよ。助けに来てくれてありがと」

マ「遅くなって悪かったよい」

座り込んでる私と視線が合うようにしゃがみ込んだマルコが手を伸ばしてきた

さっきのこともあり怖くなって手を無意識的に弾いてしまった

「やだっ！！触らないで！！」

自分でもこんなに精神に来ていたなんて思わなかった。
海賊失格だ。

目の前にいるのはマルコだと思っていても震えてしまう。

マルコは手を弾かれたことに驚きもしないで優しく声をかけてくれた

マ「怖かったよな。すぐ助けられなくてごめんよぃ」

その優しい声に涙が出て自分からマルコに抱きついてしまった

「怖かったぁ！！もう、ダメだと思ったあ…！！」

人の胸の中で泣くのは何年ぶりか
ふわりと私を包むマルコの体温が暖かく心地よかった