麦わらの一味の天使ちゃんが飛ばされた場所は？！ (ページ3)

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マルコ目線

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モビーは今日も異常はなし。

モビーは比較的いつも穏やかだ。四皇の白髭に喧嘩を挑んでくるのは命知らずのルーキーか、ほんとに腕っ節ある海賊か、海軍だけだ。

「あーー。なんていうか。暇だなぁ」

そうアホズラで言うのはこの船のコック長で四番隊隊長のサッチだ。

「暇なのはいい事だろい。平和で何よりだよい。」

暇なら報告書早く出せよと思いつつ、これ以上口を開くのがめんどくさくなり言うのをやめた。

「空から美人なねーちゃんでも降ってこねーかなー」

「んなお伽話みたいなことがあるかよい。」

ドーーーーーーーーン！！！！！！

甲板から爆発音が聞こえた。

「敵襲か？」

サッチがワクワクしながら甲板に走っていく。

敵襲ではないらしい。さっきの音以降爆発音は何も聞こえなくなった。見聞色で敵を見てみたが誰一人いなかった。

サッチの後をついていくと先にその爆発音の元に着いたのであろう。すごい大声で呼ばれた

「マルコ！！！！マルコ！！早くこい！！！俺の願いが届いたぞ！！！！！！！！」

何言ってんだこいつと思いながらサッチの足元を見ると傷だらけの女が横たわっていた。

「おい！！なんだよい！！こいつ！！！」

そうサッチに怒鳴ると

「俺が知るはずねーだろ！！」

と言い返される

まぁ、それもそうだ。こんな経験俺もこいつも、この船に乗ってる奴全員初めてだろう。

「とにかく、この子めちゃくちゃ怪我してるぜ！」

とりあえず近寄り肩を揺らす

「おい、大丈夫かよい？？」

顔をみるとすごく整っていて可愛いと思ってしまった。

敵かもしれねーのに何考えてんだよい。

そう思いながらまた声をかけようとすると

ぱっと目を開けた。

突然のことにはびっくりしたが、声をかける

「お前、大丈夫かよい。どっからきたんだい」

俺の顔をみると女は焦りだし、口を開いた

「ここは！！ここはどこ！！ここからシャボンディ諸島まではどのくらいかかるの！！！」

「何言って…

「時間がないの！！！お願い教えて！！！！」

必死の顔で答えを求める女に落ち着かせるように落ち着いた声で言う

「落ち着け。ここからシャボンディ諸島までは早くて2ヶ月かかるよい。まずは治療が先だ。」

そう言うと女はボロボロの体を持ち上げ立ちあがった