小悪魔 ページ2
フーシャ村にいるルフィとウタはライバルでよく対決しているのを思い出した。
「私もおねぇちゃんみたいになりたいなぁ」
医学書を握りしめたA。
俺からすれば、この歳でその医学書を読める方が凄いけどなぁなんて思ったが俯くその小さい頭を撫でた。
「Aも十分凄いぞ。ウタに負けないくらいな」
ふふっとAは嬉しそうに笑うと、あっと声を上げ指を指した
「おねーちゃん捕まっちゃった。やっぱりベックには勝てないんだね」
「ははっ、そーだな」
Aと2人で叱られているウタを眺めていると、シャンクスが笑いながら現れた。
「ウタはまた怒られてるのか？」
「あ、ぱぱ」
駆け寄ってきたAを大切そうに抱え、頬にキスを落としたシャンクスはA肩に抱いている医学書に目を落とした。
「難しいのを読んでんだなあ、Aは賢いな」
『そーかな、ホンゴウがよく勉強教えてくれるから覚えたんだ』
「さすがだなぁ！！」
デレデレのシャンクスはAを抱えたままウタの元へ向かった。
「また怒られてんのか！だーっはは」
馬鹿にしたようにウタを笑ったシャンクスをウタは恨めしそうに見た。
「シャンクス！馬鹿にしてないで助けてよ！」
そうは言っても今回は長引きそうな雰囲気を出しているベックにシャンクスもお手上げだった。
不意に、シャンクスの腕から降りたAは、大好きなおねぇちゃんを助けるべく作戦に出た。
腕を組み怒るベックに近づき足に抱きつく。
『ねぇ、ベック…おねぇちゃんの事許してあげて…反省してると思うから…ね？お願い』
うるうるさせた瞳でベックを見つめたAは、おとなしいながらも正真正銘の小悪魔で、その可愛さにベックもイチコロだった
「はぁ、わかった。今回は見逃してやる」
ウタはAにウィンクを送り、Aはそれに笑って答えた。
無事説教から解放されたウタはAと手を繋ぎベックから逃げるように船中へと戻っていく。
そんな2人の背中を見つめ、ベックはため息をついた。
「誰に似たんだか」
「はははっ、流石のベンベックマンも小悪魔2人にはお手上げだな！」
「元はと言えばお頭が甘やかすからだろ」
「いいんだよ！自由にさせときゃ」
「んっとに、親バカだ」
へへっと笑ったシャンクスは2人と遊ぶため船の中へと戻って行った。
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あ - 同じーー！ (6月24日 16時) (
レス) @page28 id: 711e38ef56 (このIDを非表示/違反報告)
イラ - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞうたちゃんが可愛いｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ(^^ω)(^^ω) (2023年1月11日 14時) (レス) id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - この世界線ではウタちゃんが幸せになって欲しい… (2022年9月28日 20時) (レス) @page50 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
一般人(プロフ) - 初コメ失礼致します！もしかして夢主ちゃんの能力が黒猫なのってウタカタララバイのMVに出てくる黒猫と関係あります……？ (2022年9月23日 2時) (レス) id: 699ad3a3fc (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ワンピースフィルムレッド３回見に行きました。そして３回ともおんなじシーンで大号泣。シャンクスがウタを助けに来るシーンは涙なしでは見れませんそして忘れちゃいけないウソップとヤソップの親子で戦うシーン。更新楽しみにしています。 (2022年9月2日 19時) (レス) @page50 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2022年8月7日 22時
