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目覚めると志摩さんは拘束されて気を失っていて



伊吹さんと一緒に甲板に転がされていた



「志摩さん…伊吹さん…」




言うことの聞かない体を引きずるように2人のもとに行こうとすると久住が現れた



久「おはよーさーん」



久「お仲間たんまり吸い込んどんなーその分起きひん。」



ハッとした顔をして聞く



久「どーやった!気持ちよーなった?」



それを無視するように耳のいい伊吹さんが起きるように声をかける




「伊吹さん!!志摩さん!!」



「起きて!!!」



久住は私の近くに来ると顔を同じ目線にして聞いて来た




久「なぁ、俺と組まへん?」




「は?」



何言ってんだこいつは…



久「Aちゃんとは仲良くなれそうや、警察のお仲間欲しかったし、べっぴんさんやし。」



「その前にお前は逮捕されるわ」



「私たちがいなくなったことはもう警察に伝わってる」



ニヤリと久住が笑う



久「そんなの、騙されへんてーー」




久「別々に来る時点でおかしいやーん。連携取れてないやーん。だからホイホイされるんやで」




久住は伊吹さんを蹴り仰向けにさせると口と鼻を塞いだ



「ここで死んでも誰にも気づかれへんよなぁ」



やばい、殺、される!!!




そう思うと、無意識的に拳銃を抜いていた




久「可愛い顔して拳銃もっとったん。」




「機捜だからね。」



久住は両手をあげながら話し出す



久「機捜便利やなぁ。ますます機捜のお友達欲しくなったわぁ」



「撃てないと思う?」



久「どうやろう」




「私は、一生大切な人を…相棒を失いたくない!!そのためならなんだってする!!!」




久「わぁお、相棒愛がすごいんやなぁw」




「簡単に引き金を引ける!!」



ガチャっと安全装置のロックを解除する




久「脳みそ飛び散るでぇ?」



「死体には見慣れてるよ」



久「でも出来へんよなぁ。Aちゃんはおまわりワンワンやもん。Aちゃんが人殺したらみんな悲しむで上司も同僚も責任とってみんなクビや。そしたらその家族も苦しむよなぁ。みんな不幸になるなぁ!わーどないしよ、わー困った!わんわん!わんわん!!!」




力の入らない足を無理やり立たせ久住に銃口を向けると背中にカチャリと冷たく重いものが当たった

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nartosasuke1010(プロフ) - 楽しかったです!続編見たいです! (2021年4月17日 12時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふしちょーサン | 作成日時:2020年9月13日 13時

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