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伊「クソッタレ!」



車に乗りながら久住を捜す




くまなく見渡すが見つからない





伊「いた!!!」



伊吹さんが指を指したのは屋形船だった



すぐに車を止める




軽く2、3回飛ぶ



よし。体はもう大丈夫だ。



志「いってこい!」



「はい!」



伊「Aちゃんコケるなよ〜」



「なっ!伊吹さんも私に負けないでくださいね〜」



伊「上等ー!!!」



心の中で「よーい」と呟く



「ドン!!」



それを合図に伊吹さんと共に走り出す



階段を駆け上がり



橋の中心に向かう



たぶん考えてることは一緒だ




「伊吹さん本当無茶しますね」



伊「Aちゃんもじゃーん!怪我すんなよ」



「伊吹さんもですよ」



屋形船が橋の下を通りかかる



私達は2人でその上に飛び乗る




伊「ナイス着地!」



「ほら!行きますよ!」




屋根から降り船の中に行く




「まて!久住!」



久住は反対方向から屋根に逃げたようだ




船の上に上がると久住がいた




伊「降参しろ!」




久住は、笑うと橋の下を通る瞬間橋によじ登った




「あ!!!!」



伊「やっべ!!!!!」



「なにしてんですか!伊吹さん!!!」



伊「Aちゃんもだよ!!登るなんて気づかなかった!」



2人して大慌て



伊「警察です!回転して回転して!!」



運転手の人に戻ってもらう



「早めに!!早めにお願いします!!!」




でも、久住が逃げた先では九重さんと、志摩さんが道を塞いでいた



志「久住!」


九「久住!!」


久「しんど〜」


志「久住。投降しろ!!」



伊吹さんは仁王立ちで屋形船に乗り、私も真似してみる


久住「あーあー」



そう言って久住は橋から船に飛び乗った



「え?久住…」



ニヤリと笑うと久住は言った



久「後ろ。危ないんとちゃう?」



伊「はぁ??」



久「来とるよなぁ?橋」



「久住……」



端が近づいている



嘘でしょそんな!



伊「久住避けろ!!」



「久住避けて!!!!」



ガン!!!!



硬いものがぶつかり合う鈍い音が響く



倒れる久住と血の匂い




「久住!!!!!」



伊「おい!!!久住!!」




久住に近寄ると頭から血を流している



「久住??!大丈夫??」



伊「運転手さん!近くに止めてください!」



久住はよろよろとした足取りで



なにかぶつぶつ言いながら下の宴会の場に降りていく

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nartosasuke1010(プロフ) - 楽しかったです!続編見たいです! (2021年4月17日 12時) (レス) id: d944f1cd48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふしちょーサン | 作成日時:2020年9月13日 13時

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