ふぉいが独占？ ページ16
「今日はいつものカラー？」
「紫にしようかなぁ」
「は？！」
「え！？」
ここはとある東京の美容院。
いつも友達にやってもらっとる。
ふぉいと同じ美容専門学校通ってた友達。
福岡から上京して、美容師として頑張ってる。
「絃歩とやっと付き合ったと？！」
「え、なんで知っとーと！？」
「ほぉ〜ん、なるほどねぇ〜」
ケラケラと笑う友達の美容師。
何よ、何がそんなにおかしいんよ。
「脇くん好みのふわふわ淡い系になるために、毎回茶髪にしてたくせに。いきなり紫ー？」
「ああ、もうそれは、、」
「分かりやすいにも程がある。」
それは、約5年前の話。
【ねぇ、脇の好みのタイプは？】
【俺？俺はなぁー、ふわふわした子が好きかなぁ】
【ギャルは、あんま好きじゃないとよ】
勿論その時の自分、思いっきりギャル。
懐かしいな。そんなことも、あったな。
「絃歩に告られたと？」
「う、うん。」
「アイツもついに言ったっちゃんねー！」
「やっぱ、そんなに前から？」
「そうよ？凄かったんだから。」
専門学校の時もAが可愛いAが可愛いって。
やめてよ、恥ずかしいな。気づかん方が不思議やったらしい。
「はい完成！」
「おわ･･･」
「ギャル時代のAが、戻ってきたね」
会話に花咲かせると並行しながら
髪が綺麗なブリーチベースの紫に染まっていた。
「可愛いよ、絃歩も絶対メロメロ。」
「ありがと。久しぶりに話せて嬉しかったと。」
「こちらこそ。絃歩と、脇くんにもよろしくね。」
……………
そうやって、今日は美容院に行って
事務所に帰ってきたところなんやけど。
「A！」
「は、どうしたと？！」
「バリ可愛いやん！」
銀太とまるがキラキラとした目でこっちに近づいてきた。
「ギャルの時のAや」
「俺、こっちの方が好きー」
「お、A」
後ろの部屋のドアが開いてウチのボスが現れた。
「そっか。良かったな。」
「ふふ、似合ってます？」
「おん。ふぉいに、見せてやれ。」
「なんすか社長ー？」
「何か察したみたいな顔、ウザイっすよ」
銀太とまるが社長に構ってもらいたくてやる。
いつものヤジが飛び始めたところで、
入口側からいかにも煙草の箱が落ちましたみたいな音がした。
「…は」
「ふぉいさんきたー！」
「ねぇ？今？どんな気持ちー？」
「何で、お前らが先に見とーと？」
何故か全力で蹴られる赤と銀と青。
「何でお前も、俺より先に見せとー？」
「たまたま、事務所入ったら銀太達がおった。」
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珊瑚(プロフ) - re06さん» re06様»とっても嬉しいお言葉をありがとうございます…；；亀更新ですが、これからもお付き合い頂けますと嬉しいです(˶'ᵕ'˶ )︎ (1月15日 21時) (
レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
re06(プロフ) - 素敵な作品をありがとう御座います。応援してます。 (1月15日 0時) (レス) id: 7aa5ab8414 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - 佑さん» 佑様はじめまして♡この度は嬉しいお言葉をありがとうございます…（ ; ; ）これからもぜひご愛読頂けますと幸いです*ˊᵕˋ* (6月26日 22時) (レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
佑(プロフ) - はじめまして！！めちゃめちゃ胸キュンでした♡素敵な作品をありがとうございます！！陰ながら応援しています！！ (6月25日 0時) (レス) id: 8c69d7ea2c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - またまたコメント失礼します^^主様天才すぎて何回も何回も読み返してふぉいくんにキュンキュンしております♡無理なさらず頑張ってください^^ (2022年2月11日 23時) (レス) id: 8ffc028d97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珊瑚 | 作成日時：2021年8月24日 18時
