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「あなたが剛のお気に入り？」
声に振り返るととっても綺麗な女性がいた
社員証があるから、この会社の人。
「なんでコイツなんか...」
「あの、私なにか…」
この女性から溢れる黒い感情が神経を伝って伝染する。
きっと、貴方も彼が好きで仕方がない結果なのだろうか。
「貴方が現れてから剛は私と会ってくれなくなった。」
「彼はAさんのこと好きだから。」
同情してしまいそうなほど、苦しそうな顔だった
好きな人を求めて、応えて欲しい気持ちが凄くわかる
それでも、突きつけられる鋭い眼差しは、
思わず後ろに一歩下がってしまうほどだ
「剛は寂しい人なの。だから私がいないと…」
「森田さんは、寂しい人じゃありません。誰よりも大きい愛を持ってる人です。」
「私のほうが先に出会ってる。貴方が彼を知れてると思わないで。」
女性が逃げるようにしてドアへ向かった時
「剛…」
一番会いたかった、森田さんの姿を見つけた。
「もう会わねぇって言ったろ。」
「だって、連絡先消すから…」
「俺が大事なもの傷つけられんの嫌いって知ってるよな？」
女性が部屋を出た後、森田さんが私に近づいてくる。
「Aって、そんな顔もできんだな」
「え？」
「俺のために怒ってくれたとこ、すげーカッコよかった。」
森田さんの雰囲気はいつも暖かくて心地よい。
安心感に襲われて涙が溢れ出てきた。
「お前の泣いた顔は見れたもんじゃねぇ…」
片手でやさしく引き寄せられ抱きしめられる。
「もっといつもみたいに笑ってくれよ？」
森田さんの紡ぐ少ない言葉にはいつも大きな愛がある。
「森田さん」
「ん？」
「わたしも、好きです。」
「知ってる。」
いつも通りちょっぴりツンデレで、甘々な反応。
「健が、Aが昨日抱いてくれなくて拗ねてたって言ってきたんだけど」
「語弊が凄すぎませんか？！」
「A、案外スケベなんだな〜」
「急に男子高校生になるのやめてください！
ていうか、森田さんさっきから名前...？」
「だって、もう新人じゃねえし」
さっきまで胸元に引き寄せられていたのに
いつのまにか真っ直ぐな大きい瞳に捕えられる。
「A、死ぬまで何度でも呼んでやるよ」
「！」
「どうする？今日もホテル行く？」
「もう！今のキュンキュン返してください！」
「あれ？拗ねてたんじゃなかったっけ？」
「それ三宅さんのいたずらですから！」
反抗してると、顎をすくわれ唇を奪われる
「もう俺いつだってクラクラきてるよ？」
「お前のこと、もう絶対に離さない。」
この甘い恋は、ジェットコースターです。
【Yellow】Flowers and butterflies �、�←��
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珊瑚(プロフ) - pipi_kpさん» コメントありがとうございます(*´˘`*)♡職場にV6を上司に欲しいですよね(´TωT｀)これからも楽しんで頂けたら幸いです＜(_ _)＞ (2022年2月17日 23時) (
レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
pipi_kp(プロフ) - こんな上司たち、かっこよすぎる。憧れます……！！！ (2022年2月17日 21時) (レス) id: acd025d66c (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - ◎さん» コメント&嬉しいお言葉ありがとうございます；；楽しんで頂けて嬉しいです(*ˊᵕˋ*)2月からまた更新再開していくので、これからもご愛読頂けると嬉しいです☺️ (2022年1月24日 16時) (レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
◎ - 6人のそれぞれの魅力が楽しめられて、いつもにやにやしながら、何度も読み返させていただいてます!素敵なお話をありがとうございます。無理せず、珊瑚さんのペースで頑張ってください!!陰ながら応援しています🙇 (2022年1月23日 0時) (レス) @page15 id: 20f3b31112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珊瑚 | 作成日時：2021年3月4日 22時
