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十六話 ページ17

私はキヨ君の首に噛みついた。

噛んだところから流れる血を飲む。


…ヤバい。めちゃくちゃ美味い。

今まで飲んだ血の中でも一番美味しいかも…、いや、確実に一番だ。


無心で私は飲んでしまっていた。


「っ……」


キヨ君の声でやっと飲むのを止めることを思い出した。


『ご、ごめん!痛かった…?』


キヨ君は無言で私が噛んだ所を触っている。


「旨かった?」


『え?』


「俺の血!感想は!?」


感想!?感想言わないといけないの!?


『お、…美味しかった。凄く。今まで飲んだ血の中で一番。』


「そんなに?」


キヨ君は自分の首に残る傷からたれる血を指で取り、舐めた。


「…これが?」


『お、美味しいんだよ!何か上手く説明できないけど…』


「へぇー、まぁいーや!また飲みたくなったら言えよ?」


『え?』


「お前が貧血の理由ってこれでだろ?体内の血が足りないんじゃなくて、飲む方の血がたりねぇんだろ。」


『うん、そう…』


「美味いもん飲めば元気になんだろ!」


一体どういう根拠なんだろうか。


それでも、とても美味しかった血を飲みたいという訳もあってか、私は自然と頷いていた。

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作者名:璃音哀 | 作成日時:2017年3月21日 13時

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