四十一話 ページ42
『…っ…負けたぁ!!』
「いよっしゃあああ!!!」
『〜〜もう一回!』
結局勝ったのは互いに5回ずつ。
「結局引き分けかよ…」
『絶対圧勝すると思ってた…』
「なっ…俺だってゲーム強い方だし、お前が異常なんだよ!強過ぎ!」
『才能だね!』
「ドヤ顔すんな!」
私の方が上手かったのに…キヨ君も努力したのかな?
「そういや…夏休み終わったら文化祭の準備始まんのかな」
『え゙…ぶ、文化祭…』
「嫌なのか?」
『いや…、ずっと学校行事参加してなかったから…』
「大丈夫だって!俺が楽しませてやるよ!」
『…ありがとう』
「…よっしゃあ!勝った!」
『え!?ズルい!』
・・・翌日・・・
「文化祭何したい?」
「お化け屋敷」
「メイド喫茶」
「射的」
「売店」
「定番だなぁ…」
相変わらず仕切っている美咲…。
やっぱり皆そういうのやりたいんだ…。
「なぁなぁ!俺いいの思いついたんだけど!」
元気よく手を挙げるキヨ君。
「はいはい言ってごらん」
「…ゲーム!!!」
適当にあしらうつもりだったのだろう。
意外すぎる回答でクラス全員が固まった。
「生徒全員でゲームしようぜ!優勝者には景品って感じでさ!」
そんな大掛かりなこと出来るわけ…。
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更新遅れて申し訳ないです。
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作者名:璃音哀 | 作成日時:2017年3月21日 13時