第11話『<髪長妖怪髪切られ事件>!前編』 ページ13
ー数日後、イナウサ不思議探偵事務所にてー
ー視点無しー
イナホ「・・・」
もみじ姫「どうも・・・」
USAピョン「もみじ姫、髪切ったんダニ?」
もみじ姫「いいえ、切られたんです。誰かに」
イナホ「と、言うと?」
もみじ姫「今日、私が町中を散歩してたら・・・」
ー数分前、おつかい横丁のたそがれ通りにてー
ーもみじ姫視点ー
もみじ姫「もう声は届かないのね♪まるで透明になったみたいだわ♪」
そうやって歌いながら歩いてたら、強い風が吹いてきたんです。
もみじ姫「うわっ!強い風だなぁ」
すると次の瞬間、うしろからなにかを切った音が聞こえてきて・・・。
ー現在にてー
ー視点無しー
イナホ「で、髪を調べてみたら切られてた・・・と」
もみじ姫「はい」
すると声がした。
キュウビ「被害者その子だけじゃないよ」
ハク「この声は・・・」
するとキュウビが入ってきた。
イナホ「あ!キュウビ!」
USAピョン「ダニ?キュウビ、尻尾が数本短くなってないダニか?」
キュウビ「そう。あれは、僕が今日ゆっくり空を飛んでいた時・・・」
ー数時間前、さくらニュータウン上空にてー
ーキュウビ視点ー
キュウビ「今日も僕は美しいねぇ♪」
僕が毛並みを整えながら自分にうっとりしながら飛んでる時・・・強い風が吹いてきて・・・。
キュウビ「もう、強い風だねぇ、毛並みが崩れたらどうするんだい」
そしたら、なにかを切った音がして、嫌な予感がして、おそるおそる尻尾を見たら・・・。
ー現在にてー
ーイナホ視点ー
イナホ「尻尾が数本切られてたと」
キュウビ「あぁ」
第12話『<髪長妖怪髪切られ事件>!後編』→←第10話『まさかの協力者』
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