【歌い手】あのね、えっとね、聴いてほしいの。【まふまふ】 (ページ5)

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聴いてほしいの。5 ページ5

M side

『うぅーん……』

机に突っ伏して頭をひねるA

「なんで悩んでんの?」

『いや、机冷たいなぁって。』

頭をひねってはいなかったようです。

「暑いの？」

『んーん、気持ちいいだけ。』

机に頬を載せるAは頬を染めていた。

「熱あるんじゃないの？」

『んーん、キツくないもん。』

「じゃあなんで・・・」

まさかと思って頬やおでこをぺちぺち触ってた。

「熱っ!!」

『え?』

「え?じゃないよ!熱あるじゃん!!」

『ないよ。』

「じゃあなんでそんなに熱いの!」

Aに言葉を返しながら体温計を探す。

あれ?体温計どこいった?

必死に探しているとAがぽつり。

『初めてのミリオンで興奮しちゃって顔熱いんだと思う。』

ｶﾞｼｬﾝ

やっと見つかった体温計が僕の手から滑り落ちた。

……今までの僕の苦労はなんだったんだ……

『んふふ。』

「笑い事じゃないよ……僕がどれだけ心配したと思って……」

『ごめんね?でも嬉しかった。』

……許す。

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意外な展開で終わらせて見ました^^*