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「よくやったねェ、乱歩さん!」
「おめでとうございます。俺は2年後に素敵な女性を見つけます」
「いやぁ、安心しましたよ。これは社長と与謝野さんのおかげなンじゃないですか?」
「二人には感謝してるけど違う!僕が頑張ったんだ、僕が!!」
「はいはい、そういうことにしときゃいいンだろ?」
違う!、隣でそう叫ぶのは幼馴染もとい、か、彼氏…の乱歩くん
゙A、僕はAのことが大好きだけど?、もちろん
異性としての、ね゙
゙付き合ってくれる?゙
耳元で囁かれた声と私を包む手には逆らえなくて
気がついたら、はい、と答えていた
この時点では私たち以外!付き合うことになったということは知らず、ましてや探偵社の人間になど教えていなかった
が、社に帰ってきたと思ったらコレだ
誰かが意図的に盗み聞きしていたとしか考えられない
いったい誰が……?
「あ、そうだ。敦いる?」
「敦かい?…どうして?」
「だって敦だろう?、僕たちが付き合うことになったって、探偵社員に言ったのは」
『えっ!?、敦くん!?』
敦くんと言えば、先程視界の隅に移った気がする…が、それきり見ていない
今、この場にもいないようだし…
「あはは、敦くんも乱歩さんにはお手上げですね」
「谷崎、僕を誰だと思ってるんだ!僕は世界一の名探偵なんだからな!」
どうやら本当のことらしかった
あの敦くんが、かぁ……、後でパシリにでも使っておこう
言っちゃダメってことは無かったけど、やっぱりここは時を見て言いたいとこだった
『で、でも。どうして分かったの?』
「簡単なことだ。今日、外にでる仕事があるのは国木田と敦。国木田の予定は予め聞いてあったし、敦が社に帰ってくる時間も推測しやすかったからね」
『なるほど!』
「流石です、乱歩さん。でも、俺のば予定゙じゃなくで理想゙ですから」
「そンなこと、どうだっていいだろう!そうだねェ、明日は探偵社の休みだけれど…、何かお祝いをするってのはどうだい?」
いいですね、とみんなが盛り上がり始める
『そ、そんな。恥ずかしいし…』
「いいじゃないですか、おめでたいですよ」
谷崎くんまでっ!!
でも本当に遠慮しておきたい、出来ればいつもどおりの感じでいたい
只でさえ緊張してるんだし…
「祝いより、こんなのはどうだろうか」
『!、社長!』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキー武装探偵社
中島敦
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黒瀬のん(プロフ) - 坂竹会長さん» 教えて下さりありがとうございます!つい最近、名前変換の設定を変えたのですがそのとき変更忘れがあったようです。もしまたありましたら御手数ですがお教え頂けますと幸いです。今後とも、本作品をよろしくお願いします! (2019年4月3日 13時) (レス) id: e37190b517 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - ところどころ名前変換なってないところがあります。ご確認ください。私の間違いでしたらすみません_ーд#_ (2019年4月3日 11時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬のん(プロフ) - ハルヒさん» 最後までお付き合い有難う御座います!最後はグダグタしてしまいましたが、面白いと言ってもらえると嬉しいです!次回作もぜひよろしくお願いします (2018年3月17日 18時) (レス) id: e37190b517 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ - 最後迄読みました!面白かったです ちゃんと恋人になれて良かった〜 (2018年3月17日 18時) (レス) id: 2511e833e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬のん - セセラギさん» コメントありがとうございます!乱歩さん可愛いですか?wそう言って頂けると嬉しいです!太宰さんですね、検討させていただきます (2018年3月13日 20時) (レス) id: 58d6c8d064 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬のん | 作成日時:2017年12月16日 9時