幼馴染みの家は...13人兄弟なのだよ!【BROTHERS CONFLICT】 (ページ4)

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03.弟?可愛くないやい!!（こっから椿のターン?）ページ4

あれから、少し...落ち着いて、

《学校で自分のカギ、見つけたんじゃないの?
あたしの返してよ、取りに行くから!》

とメールを送ったけど、今度は返信もこないし、電話もつながらない。

...もう1０分しても連絡来なかったら、本屋でも行こうかなー...。

「あっれー、Aちゃんじゃん!
どうかしたの？？」

突然かけられた声にびっくりしていると、にこやかに昴のお兄さんの、椿が手を振っていた。

「!?
つ、つば---椿さん、お久しぶりです!」

小さい頃のようにつば兄と呼ぼうとして、やめた。
にしても...

不審者だと、思われたかなー...はぁ。。。

朝日奈椿、彼は小さい頃よく遊んでくれた昴のお兄さんの一人で、昔は私もつば兄とか椿お兄ちゃんと呼んでいた。

「久しぶりー!
なんかさっきから玄関前で百面相してたから、面白くてさーｗ
.......何か、あった?」

「な、何か...ですか?!
...えーっと、入れなくって?」

さすがに弟のせいで入れないなんて、姉として悲しい気もするのでなんとなく言葉を濁す。

「------弟くんのせいで?」

「...え?」

私、言ったっけ?
口には出してないと思うんだけど。。。

「さっき、姉のカギをーって怒ってたでしょ。
A、昔から、妹には厳しくなかったから、弟くんかな、と。
ほかの家族の帰り、遅いの?」

き、聞かれてたんだ...。

「はい、まぁ。。
両親も妹も帰ってこないので、千秋--弟を待つしかなくって。」

「ふぅーん...、そっかそっかー。
じゃあさ、うちに来ない?」

..........ハイ？