月夜 百二十四夜目 ページ47
「もう一度だけ頼む！私を信じすべてを任せてくれ！」
(でもダメだよ。そんな事言っちゃ)
辛い過去には、簡単に他人が割りきれるものではないという効果がついているのだから
「あんたに俺の何が分かるというんだ！」
Playmaker の叫びが、マザーコンピュータールームに響く
「財前。きっとあんたはいい人なんだろう。だがあんたは俺を知らない！あんたが知っているのは虚構の世界の俺だけだ！」
怒りにも悲しみにも見える彼のペリドットの瞳の奥には、真っ黒な闇が広がっている
ドロドロと、ふつふつと沸き立つ真っ黒な闇
何処にもやれない闇を抱えるその瞳は、まっすぐと財前晃を睨み付けていた
その姿は、どこかーー いいや、違う。『彼』だ
ーー 『あれ』を、わたしは知っている
どれだけ電撃を浴びせられても、どれだけ酷い仕打ちをうけても、どれだけ食事を減らされても
ーー わたしは、『これ』を見た事がある
どこからともなく聞こえる声を支えに立ち上がる、『彼』
ーー ああ、こんなところに居たんだね、６番さん
ようやく、見つけたよ
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
