月夜 八十四夜目 ページ5
「うう……草薙さんのホットドッグうっま……」
{{もう何日ぶりだったっけ？マスター、ハノイの騎士の事件から帰ってきて、ずっと寝てたもんね}}
「私はイネムリはするけど、横になって寝れない系女子だからねー。久々な快眠だったよ」
ハノイの騎士の一件から数日、死んだように眠り続けていた未月もすっかり元気になり、Cafe Nagiのホットドッグを笑顔でパクついていた。
{{あ、そういえばマスター、一寸聞きたいんだけど}}
机の上に置かれたホットドッグも半分以上が未月の腹に消えた頃。ふと、アテナが思い出したように問うた。
「ん？どしたの？」
{{『バグソーサラー』っていうデッキテーマ、心当たりはある？}}
「……なに、それ？」
〔〔マスターが気絶していた間、あのハノイの騎士の一件で、Playmaker とリボルバーはデータストームの竜巻の中でデュエルをしていたらしいんだ。そこで、マスターにそっくりな奴がレジーを先行ワンキルしていた〕〕
「え？私、レジーに突き落とされてからログアウトするまでの記憶無いよ？しかも先行ワンキルとかしたことないし。……じゃあ、私のアバターを真似た誰か、とか？」
≪≪ですが、それでしたら態々マスターのアバターを真似る必要はないのでは？あのゴーストガールが撮っていた映像によると、偽物のNew Moonは、マスターがレジーによって突き落とされていた事について知っていました。そうなると、マスターを監視していたという事になります≫≫
「あの時点でLINK VRAINSの監視カメラは起動していなかったから、私のためだけに態々後からカメラを送り込んだってこと？ストーカーかよ」
{{ただのストーカーなら、対応は楽なんだけどねー。気になる事を何個か言ってたから、マスターと何か繋がりがあるのかもしれない。SOLの最近のデュエルデータに残ってなかったから、現れていたとしたら数年前だと思うんだけど……} }
むむむ……と唸って、アテナ達は長い説明を漸く終えた
未月はというと、自分が寝てる間にかなり話が進んでいる事に驚いて、声も出なかった
「でも、数年前って言ってもね……New Moonとしてハッカー狩りをし始めたのはアテナ達と契約してからだから……」
{{じゃあNew Moonが活動し始める前のデュエリストかな？となると六年以上前のデュエルデータにアクセスしなきゃなぁ……}}
ため息をつくアテナに、未月はふと思い付いた案を出す
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
