月夜 百十七夜目 ページ40
ピロンッ、とコピー完了を知らせる音が流れた
それと同時にシュルシュルとコードが自動で回収され、デュエルディスクに収納された
「……悪いことは言わないわ。早く帰りなさい、New Moon。後の処理は、私がやっておくから」
ほ 、 く帰 う ター
「……すまん、な」
もし して ルスに 感 し のか？そ なら除 プロ ム急 作 ーと……
よろよろと、鉛のように重く感じる体を無理矢理動かして、出口へと向かう
。自分の体がまるで他人の物のように感じ、上手く動かせない
マス ー、 当 どう んだ 。 だ 、さっ ら
だが、途中で、突如体を動かすのが楽になった。ワンテンポ遅れて、着物越しに感じる背広の布の感触に、財前に肩を貸されている事に気づく
「肩を貸そう。出口まで送る」
「……何から何まで、すまない」
ちょ 、財 晃！肩 のは の 事 から、今 ぐ離 く さ ま ！？
……さっきから妙に五月蝿い
途切れ途切れの誰かの叫びが、先程から聞こえてくる
誰の、声だったっけ。聞いたことはあるんだけどなぁ
「……あっ」
視界に黒い幕が降りていく
意識が段々、遠ざかっていく
「……も、だめだぁ」
掬ったそばから手から溢れ落ちていく水のように、真っ白な霧の中へと消えていく意識をどうにか繋ぎ止めようとするも、無理だと悟る
でも、絶対に気を失ってはいけない
こんなところで、気を失うわけにはいかない
……あぁ、でも
何で私の中に
(意識が消えていくのを、こんなにも心地よく思う自分がいるんだろう)
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
