月夜 百十五夜目 ページ38
『君に、普通の高校生活なんて送れるわけがないじゃぁないか』
聞き覚えのある、明るくもどこか乾いた声
カラカラと笑うその声と共に、何処からともなく現れた黒い触手がぬるり、と私の腕に絡み付き始めた
「お前、何を言って」
『あはは。変なのー。君が普通の高校生活？あり得ないあり得ない。絶対にあり得ない。だって君は“普通”とは全く関係のない存在だよ？君は、そのまま生きていても、“普通”になれないように
「ッ、お前」
触手に絡み付かれた腕を無理矢理振り回し、振りほどく
『というより、まず普通とは何だ？それを君はキチンと理解しているのか？』
「黙れ……！」
『自分の言っている言葉の意味すら分かんないとかマジ受けるぅ！首を跳ねてあげよっか？！』
「五月蝿い、黙れ！一体さっきから何なのだ！お前は、何を私に伝えたいんだ！」
そう叫んだと同時に、ごぷり、と目の前の闇から一つの顔が浮き出てきた
見開かれた真っ赤な目に、自分自身が映っている、と分かる程にずいっ、と近づいてきたその顔はニタリ、と笑って
『껩肚飣芃ꫣ膄雧閌鋦鲛鏣膠껣膯臥邛껧首』
「New Moon！！！！」
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
