月夜 百十四夜目 ページ37
「別に守っている訳ではない」
「もし、貴女が先程言った通り、貴女の狙いがLINK VRAINSに出没するデュエリストハッカーを倒して情報を手に入れるだけだというのなら、壊されたファイアウォールを修復する必要はない。逆にそのままにして、色んなデュエリストハッカーを呼び寄せる方が良いじゃない？」
「君の直したファイアウォールは、SOLでも噂になっている。破壊した部分が分からない位の精巧さだと。置き土産とばかりに残されたプログラムは皆、ファイアウォールの能力向上のものばかり。君はーー」
「何度も言うが、私はLINK VRAINSを守るために活動している訳ではない。逆にハノイの騎士に攻め込まれる様な軟弱なシステムしか作れないバカは居なくなってしまった方が良いとも思っているよ。それに……」
そこで一旦、言おうとしていた言葉を腹の底へと押し込んで、口をつぐむ
「……それに？」
「……いや、何でもない。兎に角、私はLINK VRAINSを守るために活動しているわけじゃない」
そうだ、何を言っているんだお前達は
私がLINK VRAINSを守るために活動する訳がない
私の過去が分かれば、そして私をこんな目に逢わせた張本人に復讐できれば、私はデュエルする必要がなくなる
そしたら、私はきっと、復讐と無縁の、普通の女子高校生に
『なれるわけがないでしょ？』
ーー突如、声が響いた
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
