月夜 百十三夜目 ページ36
「……あそこがゴールか！」
長い通路を抜けると、目の前に目映い光が見えた
漸くデータバンクが見えてきた頃、New Moon達は久々の地面へと足をつけ、歩く
六角形と長方形のタイルが貼られた床に足をつける度に、ブーツとも革靴とも違う、草履の乾いた音が鳴る
「これが、データバンク……」
卵形のメインコンピュータらしきソレは、卵の天辺から緑色の光を発しており、恐らく社内のコンピューターに向かって情報を伝えているのだろう
台座近くには緑色のパットが浮かんでおり、それでメインコンピューターを直接操作できるらしい
とりあえず全てのデータをコピーするためデュエルディスクからコードを取り出して、メインコンピューターに直接繋げる
【データ回収開始】
デュエルディスクの液晶部分にその文字が浮かんだのを確認し、New Moonは溜め息をついた
「これで、私はれっきとした犯罪者、か」
「大丈夫よ。Playmakerが此処に来る前に回収を終わらせて帰れば、SOLにバレずにいられるわ」
「SOLにデータバンクの不法侵入がバレずとも、私はSOLのAIデュエリスト調整をすっぽかしてきた。SOLからの信用も地に堕ちただろうな。ま、SOLテクノロジーを、私はそこまで信用していないんだが」
「へぇ。そうなんだ。じゃあ、どうして貴女はLINK VRAINSの平和を守っているの？」
ゴーストガールがNew Moonの隣で、同じくデータバンクの全データをコピーしながら問う
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瑠伊亞(プロフ) - 申し訳ありません。オリジナルフラグはこちらで外しました。不快に感じた方、申し訳ありません。次回から、気を付けます。本当に、申し訳ありませんでした (2018年12月12日 19時) (
レス) id: bef1ccd4ce (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。外し忘れ、とかいう軽い意識はおやめ下さい。作品を消される事になる行為です。オリジナルの新着に二次創作が上がってくる事を不快に感じる人もいます (2018年12月12日 19時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2018年12月12日 19時
