月夜 六十八夜目 ページ37
≪≪リボルバーの負ける姿を見るためだけにマスターを突き落とすなんて……。
私達も見たかったわよ!!リボルバーが負けてDボードに拳を打ち付ける所!!それを見ながらゲス顔で mg(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰ ってやりたかった!!≫≫
{{……ルドラってさ、たまにネタに走るよね}}
ピンク色の長髪を振り乱しながら、ルドラが声を荒げる
アテナはそれを見ながら小さくため息をつき、辺りを見渡した
New Moonがレジーによって突き落とされた後
Dボードを無理矢理呼びつけて四人はなんとかNew Moonの地面への衝突を防いだが、問題はそのあとだ
いきなり、乗っていたデータストームが津波のように押し寄せ、それに巻き込まれた彼女達は、気付けば真っ黒な空間に閉じ込められていた
アテナは持っていたランプを辺りに翳すも、闇に飲み込まれたように光は消える
それなのに、New Moonの姿と自分達の姿は見えているという不可思議なことはあるが
{{……今頃、Playmaker VSリボルバー戦、終わってる頃かなぁ}}
［［多分そうだろな。レジーがなんもしてなきゃ］］
〔〔……なあ、これからどうする？〕〕
≪≪……マスターが起きるまでは、なにもできませんよ≫≫
＜未月Side>
何故、君は真実をねじ曲げようとする？
その声に、私はハッと目を覚ます
一体何時から目を閉じていたのだろう、全く思い出せない
辺りを見渡すと、そこは白い部屋だった。
光源らしきものは何処にもないのに妙に明るく、天井と壁と床の境目がなく、何処までも広がっているのか、と勘違いしそうなほどだ
『あ、起きた？』
先程部屋の様子を表したのでわかると思うが、未月の前には誰もいない。姿が見えない、声がするのに誰もいない
「誰……？」
『脅かすつもりはなかったんだけどなぁ。ごめんごめん、そういえば君は怖がりだったね』
「べ、別に驚いたわけじゃ」
『ううん、じゃあそういうことにしておこうか』
呆れを含んだ笑い声が白い部屋に響く
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さくら - 面白いです。更新頑張ってください (2018年9月15日 18時) (
レス) id: 078b8d6a67 (このIDを非表示/違反報告)
あい - この物語は面白くて続きが早く見たいです。 (2017年10月25日 15時) (レス) id: cf9e98bb45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2017年9月12日 17時
