ご褒美 ページ29
『今日疲れてるって言ってるのに〜!』
楽しませてあげるね♡ じゃないよ!
やっぱり本当は帰ってきたときから、お仕置きやめるつもりなんてなかったんだ。
『ねぇ涼…っん…』
涼「こっちは素直なんだけどなぁ…」
『んぐっ…なに…これ…』
涼「ふふっ、見えないのってゾクゾクしない?」
涼太の細くて長い指が私の中を掻き乱す。
縛られているせいで、ただただ耐えるしかない。
涼「これもう取っちゃっていいよね、邪魔だし。」
『…っぁあ!私の下着!』
涼「もうこんなに濡れてる…」
『見ないで…恥ずかし…ひゃっ!』
涼「……感度…良すぎじゃない?」
足にかかる吐息が、少しずつ上がってくる。
恥ずかしいけど縛られているせいで抵抗できない。
『…だ…だめっ…そんなとこ…っ!』
涼「んむ…っふぁ……いいから…」
『…っ…も…むり…っ!…』
涼太の舌が優しく触れて、くすぐったい。
私も涼太もだんだん息が荒くなるのがわかった。
涼「…っはぁ…はぁ…もう限界かも。」
『りょう…た…』
涼「もういい…?」
『…っ……いや…』
涼「え…?」
『これ…取って…』
やっと…やっと涼太とこんな風になれたのに。
初めてが目隠しで縛ったままなんて絶対嫌だ。
涼「…ごめん。」
『…』
目隠しを外されて、手足も自由になった。
覆い被さる涼太の顔は余裕のなさそうな、珍しい表情をしている。
『涼太のそんな顔、初めて見た。』
涼「…嫉妬。」
『え?』
涼「Aが他の男と話してるとこ見て、焦って…
こんなことしてごめん。」
『…そうだね、痛かったし。』
涼「嫌いになった?」
『…わかってるくせに(笑)』
涼「好きだよ、A。」
『私も。大好き___』
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りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます!なるべく早く更新できるよう、頑張りますね! (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます!書いた甲斐がありました(笑) (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの?本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます!!涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました(≧∇≦)何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくら | 作成日時:2020年4月6日 23時