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亜｢主任、さっきはフォローありがとうございました。おかげで契約取れそうです。｣
『ううん、白濱くんの実力だよ。
本当に営業初めてなの？って疑うレベル。』
亜嵐が入社して数ヶ月が過ぎた。
亜嵐の実力は営業部の中でもなかなかのもので、社内でも噂になっている。
『あ、もうお昼だ。』
亜｢お腹空きましたね。｣
『何か食べて帰るか。今なら先輩のおごりだよ。』
亜｢行きます！(笑)｣
『よし。じゃあ近くに私の行きつけのお店があるんだけど、そこでいい？』
亜｢はい。｣
私たちは近くのとんかつ店に入った。
お昼時だったから、人がいっぱいいる。
『ごめんね、もう少し静かな方が良かった？』
亜｢全然大丈夫です。
というか、俺とんかつ大好きなんですよ！｣
『そうなの？良かった。』
知ってる。高校生のときにちらっと聞いた好きな食べ物情報が役に立った。
亜｢意外です。｣
『ん？何が？』
亜｢なんか…こういうガッツリ食べられる肉系のお店って、女性と来づらいじゃないですか。｣
『あー…』
亜｢だから嬉しいっす(笑)｣
亜嵐は無邪気に笑った。
お、おぉ…なんか…涼太がいるとはいえ、元々好きだった人だからやっぱりドキッとするよね。
店員｢お待たせしましたー。｣
『ありがとうございます。』
亜｢ありが…｣
『どうかしたの？』
亜｢…あ、いや…なんでも。｣
亜嵐はそう言いながらサラダに目線を下ろした。
トマトだな。
『あの…さ！』
亜｢はい？｣
『頼んでみたらやっぱりキツそうっていうか…
30代にこんな脂っこいものはダメだなと思って！』
亜｢え…と……｣
『みずみずしいものが欲しいから、トンカツ1切れとトマト替えてくれない？私トマト好きだし！』
ちょっと無理やりすぎた…？
でもたしかトマト嫌いだったよね？
亜｢…ははっ、まだ主任若いし大丈夫ですよ(笑)｣
『あ…ははっ、だよね…』
亜｢でも、助かりました。俺実はトマト苦手で。
食べてもらっていいですか？｣
『…っ！もちろん。』
私はトマトを貰い、とんかつを1切れ渡した。
『いただきます！』
亜｢…美味っ！｣
『んん〜！美味しい！』
亜｢…｣
『どうしたの？』
亜｢あ、いえ。良い店知りました。ありがとうございます。｣
『ふふっ、どういたしまして。』
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りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (
レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます！なるべく早く更新できるよう、頑張りますね！ (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます！書いた甲斐がありました（笑） (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの？本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます！！涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました（≧∇≦）何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくら | 作成日時：2020年4月6日 23時
