その後 ページ22
『ねぇ、涼太!遅れちゃう。』
涼「ごめんごめん。」
『はい、いただきます。』
あれから涼太はうちに戻ってきて、まぁいわゆる同棲を始めた。
正直言うと食事も美味しいし、洗濯や掃除も丁寧でこの専業主夫として働いてほしいくらいだ。
『ホテル辞めてよかったの?引き止められてたし。』
涼「深夜勤務だったからね。
Aともっと一緒にいたいから。」
『…ふーん。』
涼「なにそれ(笑)」
涼しい顔をしているけど、本当は嬉しくてたまらない。
『そういえば、涼太は人間で言うと今何歳なの?』
涼「うーん、まぁ20代半ばくらいかな。」
『そうなの!?』
涼「うん、まぁ歳なんて関係ないけどね。」
紳士的で背も高いから、頼ってばっかりだったから…まさか歳下だったとは。
涼「A?」
『え…?あ、ぁあ!時間が!いってくるね。』
涼「うん、いってらっしゃい。」
私は慌てて玄関に向かった。
やっぱり5年も空きがあるから、涼太が家にいるのに慣れないというか…
涼「あ、Aちょっと待って。」
『ん?』
涼「いってらっしゃいのキス。」
『なっ…//』
家を出ようとしたとき、後ろから声をかけられた。
ふりかえると、その瞬間頬にキスされた。
途端に顔が赤くなるのがわかった。
涼「今日も頑張ってね。」
『…うん、ありがとう。』
毎日が幸せ。
思わず頬が緩むけど、会社ではしっかりしないとね。
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りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます!なるべく早く更新できるよう、頑張りますね! (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます!書いた甲斐がありました(笑) (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの?本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます!!涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました(≧∇≦)何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくら | 作成日時:2020年4月6日 23時