私の救世主は涼太先生でした。

過去 ページ9

亜｢お前、親は？｣


『言いたくない。』


亜｢なんで売春なんかしてんの？｣


『言いたくないってば。』









てか性格変わりすぎでしょ。
昼は優しそうだと思ったのに、なんか怒ってるし









亜｢俺、自分を大事にしねー奴 大嫌いなんだよ｣


『...』


亜｢なんでこんなことしてんだ、理由があんだろ？｣



『だから...社長なんかしてるあんたにわかりっこないってば！さっき、聞いてたんでしょ！』



涼｢A、落ち着いて。｣









私の家にはあのおじさんともう1人おばあちゃんが住んでいる。
おばあちゃんは私の実のおばあちゃん。

もう記憶もほとんどなくて、話も通じないけど。

だから、私がおじさんの言うことを聞かなきゃ おばあちゃんが...









亜｢お前、今日からここ住め。｣


『は？』


涼｢え、ちょ...｣


亜｢死んでも体売るようなことすんなよ！｣


『あんた日本語通じないね。

さっきから言ってるでしょ、私はお金を稼がなきゃいけないの。
あんたなんかに理由教えるつもりはないけど、ここに住むつもりもさらさらない！

もう帰っていいかな、時間の無駄だから』



涼｢ちょっと待って！A！｣









私は勢いよく飛び出した。









理由なんて言えるわけないでしょ。









私に1億かかってるなんて


言えない。

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