事情聴取 ページ13
『家に帰せ！ 』
亜｢君馬鹿なの？ここで帰す大人がどこにいる！｣
『あんたらが帰してくれればここにいることになるよ！』
亜｢はぁ、日本語通じねぇ...｣
なんだよこいつ...
全然帰してくれねぇじゃねえか。
てか新任教師は笑って見てるし、こいつら怪しすぎ！
涼｢なんであんなにされてまであの家にいるの？｣
『...』
涼｢あのおばあさんが大事？｣
『ちげぇし。』
涼｢あ、そうなんだ〜｣
ちっ、なんだよ。ムカつく奴。
涼｢でもさぁ、ただでおばあさんの世話してくれるなんて有り得ないし。
それに加えてあのおっさんの性格からして、絶対なにか引き換えになるものがいると思うんだけど。
もしかしてAって大金持ち？｣
『...』
亜｢そしたらそもそもあんな家住まなくてもいいだろ。｣
涼｢そっか。｣
危ない。絶対言うもんか。
私に1億円かかってるなんて聞いたら、みんな私を特別扱いする。
こいつらだって、金に目がくらんで豹変するに違いない。
でも...
どうせこんな奴らにバレたって、もう会わないんだしなぁ
言ってもいいのではないかと思ってしまう。
そしてついに口が滑った。
『私には、1億円かかってる。』
涼｢へ？｣
『私が18歳の誕生日を迎えたら、私に1億円渡されるの。
死んだ父親が社長で、残された私にって感じで？
あんたらだって、本当は知ってたんじゃないの？
片寄は私の担任になるんだし！
だからこうやって、私を手なずけて1億ぶんどろうとしてんだろ！』
亜｢1億なんてはした金、いらねえよ。｣
『は？』
亜｢1億がなんだって言うんだよ。
俺の会社からすれば1億なんてばらまいても川に流しても、痛くも痒くもない。
うちの時価総額いくらだと思ってんだ。
お前、そんなくだらねえ理由に縛られて 人のこと信じられないとか言ってんの？｣
『そ、そんなんじゃ...』
涼｢いい加減被害者面すんのやめろよ。
お前だって、好きでやってるわけじゃねんだろ？｣
お金目当てじゃないなら何が理由なの＿
やっぱり私の体？
それともただ偽善者ぶりたかっただけ？
愛情受けたのなんて昔のことすぎて
もうわからない。
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いくら(プロフ) - 皆様、たくさんのコメントありがとうございました。本編にも書いた通り、2のエロキュンで進めることになりました。これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: 7756676704 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ２がいいです。 これからも応援してます。 よろしくお願いします。 (2019年3月25日 0時) (レス) id: 5b7bb80215 (このIDを非表示/違反報告)
☆綾鷹☆(プロフ) - 2がいいですwwwこれからも更新頑張ってください！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: 4abb52532c (このIDを非表示/違反報告)
Aime(プロフ) - 2が良いです！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: 4981f9d3c6 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 2がいいです！wこれからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: 4aa243f549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくら | 作成日時：2019年2月10日 14時
