序章 ページ1
折原臨也は前世の記憶を持つ転生者だ。
東京・新宿を拠点に活動していた情報屋で、来良学園の3人組を引っ掻き回して遊び、犬猿の仲であった平和島静雄と壮絶な殺し合いをして以来は車椅子で生活をしていた。
ただ自分の死の前後の記憶はない。
誰かに殺された可能性が1番高いと思っているが、人間に殺されたのであれば構わない。死してなお生まれ変わり、人間を愛せると思うと、神の存在を信じるしかないと思った。
人が死んだらどうなるか
長年の疑問の一端が垣間見えた。
俺は今でも人間を平等に愛してる。
どの人間も平等に愛したいと思ってる。
この世界には平和島静雄というイレギュラーがいない。
───いないというのに!!!
街を歩けば、異形の化け物!それを討伐する人間の皮を被った化け物!それに加えて今世の自分の父親!
───そして自分さえも
この世界にはイレギュラーが多すぎた。そしてその中に自分という存在がいる。
「俺はね。自分の愛する人間の中に自分を数えた事は無いんだよ。でも生物学上では人間であると信じて疑わなかった」
「俺の血を引いてる以上無理だな」
「なんで俺は君の息子なんだろうね、甚爾」
「俺は今でもお前が俺のガキだと思えねーよ、臨也」
2018年、某日。
東京に奇妙な親子がいた。
238人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンくん(プロフ) - とても好みの作品です!臨也さんのお話大好きです。更新お待ちしておりますm(_ _)m (2022年5月9日 19時) (レス) id: a5a7605112 (このIDを非表示/違反報告)
みかん飴(プロフ) - とてつもなく好きです。更新待ってます。応援してます頑張ってください (2021年9月23日 1時) (レス) @page9 id: 8f561c9bbc (このIDを非表示/違反報告)
名無しだ - とても好みの作品です。時々でも大丈夫ですから更新頑張ってください。お身体にお気をつけて。 (2021年2月2日 19時) (レス) id: 7bc9b16450 (このIDを非表示/違反報告)
華鏡 - 臨也さん大好きなんです!ずっとこういう作品探してました!とても面白いです!更新頑張って下さい。期待してます! (2020年12月10日 16時) (レス) id: aaef57c7c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2020年12月9日 23時