恋愛なんて必要無い ページ4
『ふあぁ…次体育…なのか。だる』
俺は学校に来れば決まったように音楽室に行く。そして、床に寝そべるのだ。
この空間に居れば大抵は自分の世界に浸る事が出来るから。
レイジは初め、ここに来ては授業、成績と俺の音楽妨害になる様な声でほざいていたがもう呆れたらしい。
(これで俺と比べられないだろ)
俺と比べられてレイジが葛藤しているのは知っている。
しかしシュウは、本気を出さずにだらけている事がレイジには見下している様に思われているのを知らないでいる。
(はぁ…どうでもいい)
そんな事を考えながら音に揺られていると
女『あのっこれ貰って下さい！…シュウさんの事…好きなんですっ』
胸糞悪い声が聞こえてきた。
女『あの…』
いつまで経っても反応をしないシュウを女は不思議そうに見つめる。
しびれを切らしたのか、女はしゃがみ込んでシュウに目線を合わせた。それでも、シュウにとっては『煩い人間』でしか無い。どれだけ気を使ったとしても意味など持たない。
何故なら＿＿興味が無いから
『はぁ…さっさと出て行ってくれない？煩いんだけど』
興味何て持つはずが無い、シュウの目には何も映らないから。ただ、音楽の海に埋もれて行くだけだ。
似ているのか、似てしまったのか→←恋愛は二次元に過ぎないのだろうか
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柚弐@ゆに(プロフ) - 花nonaさん» コメントありがとうございます。励みになります。これからも時間がある時にコツコツ更新して行きますね。 (2016年6月27日 23時) (
レス) id: a4b5d1cc27 (このIDを非表示/違反報告)
花nona - 面白いです！枢花さんとして書いてた作品も読ませていただきました！とても面白かったです。これからも頑張って下さいね (2016年6月27日 23時) (レス) id: 79b2fc522f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚弐@ゆに | 作成日時：2016年6月25日 1時
