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prologue ページ1








小さなウツボが俺に問いた。







「どーして、足が6本しかないの?」







二人目のウツボが俺に問いた。








「何故、姿を見せないのですか?」








3人目のタコが俺に言った。







「君は足が6本しかない代わりに、痩せている。

とても羨ましいですね」






俺は返した








『関係ないだろ、放っておいてくれ』







ウツボはもう一度言った







「だって、気になるじゃん」






俺は何も返せなかった











「彼、もう3日も見ませんね」


「蛸壺の中にもいなかった…どーしたんだろ」












その会話はもう



俺には聞こえなかった

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作者名:yea!! | 作成日時:2023年9月26日 17時

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