太陽の為に生きる《ワンピース×wrwrd!》 (ページ35)

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続きページ35

『君がどんな環境で育ったかは知らないけど』

『まぁ私も普通の環境とは言えない場所で育った弟はいるが両親は居ない今は山賊の所で暮らしている』

『君行き場所あるのか』

｢……ない｣

『君が良かったら家か知り合いの所で暮らさないか』

『山賊と言ってもいい奴らだし大人が居ない場所がいいなら知り合いの場所なら二人ともいい奴だから大丈夫だと思う』

少年視点

｢……いいんすかこんな見ず知らずの人｣

何なんやこの人らは

｢黙って甘えとけまだガキやろ｣

｢あんたらだってガキじゃないっすか｣

｢俺はもう14や｣

『！！コネ吉14やったんやてっきり同い年かと』

｢！！はぁお前いくつやねん｣

『12』

｢はぁ嘘やろ！！｣

僕に優しくしたと思えば

騒ぎ出したり

｢お前いくつや！！｣

｢……7｣

｢やっぱりまだガキや｣

『コネ吉よりしっかりしてそう』ボソッ

｢聞こえとるぞA！！｣

騒がしい人らや

騒がしく人の心にすんなり

入り込む

不愉快や

不愉快なはずなのに……

なんだか温かい気持ちになる

心地がいい

『あぁそう言えば自己紹介』

『私はポートガス・D・Aこっちのうるさいのはコネ吉よろしく良かったら名前教えてよ』

｢コネ吉やないわ!!コーネコネコーネや！！｣

勝手に自己紹介を初めて

勝手な人ら

……

｢僕はドライ…ファミリーネームは捨てた……よろしくAさんとクソ先輩｣

｢クソ先輩って誰やおい！！でも先輩かえぇな！｣

忙しい人や

怒ったと思ったら

喜んだり

『いいじゃん“先輩”ドライはなんか弟みたいな感じがするな』

｢じゃあ姉さん……って呼んでいいすか｣

最後の方の声が小さくなったが

Aさんは一瞬ビックリした顔をして

『いいね姉さん弟が増えて嬉しいよ』

『ゾム達にも自慢しよう！よし二人ともゾム達のとこ行くぞ』

そう言って駆け出したAさん……

姉さんの後ろを追って走った

今日

僕の中の何かが変わった

そんな気がした