太陽の為に生きる《ワンピース×wrwrd!》

1年たって ページ30

一年が経ち私は今年で12歳になる
私もエースも変わった所はあまりないが
あえて言うなら……
サボと会ったことで
エースの表情が柔らかくなった

ゾムやロボロも少し
少し大人っぽくなった
あぁコネ吉も大人っぽくなってたが
まだチワワ感が抜けてない

一番嬉しかったのが

｢……行ってもえぇで｣
『本当か！！コネ吉』

｢あぁどうせ俺は国王にされる(・・・・・・・・・・・・)｣
｢今ぐらい……それに国の様子も見とかんとあかんけんな｣

｢明日なら家庭教師も無い｣

『分かった！！明日の朝迎えに行くから！絶対やで』

｢あぁ分かっとる｣


1年間ずっとずっとずーっと言い続けて
やっとコネ吉が城を出る気になった

無理やり連れ出しても良かった
そうしようと思ったりしたこともあったが

出来れば自分で出ると言って欲しかった
だって

輝く金髪と
空見たいな目をしてるのに

城の中では目は曇っていた

目を見ていたらわかる

曇ってしまった目の奥に

自分達と同じ感じがした

曇ったパラバントマリン(水色の瞳)が

明日でまた光るといいな









そんなこと考えながら

浮き足立った足取りで

家に帰った

その日の夕飯



｢Aの奴何かいいことあった二ー｣ボソッ

｢さぁいつもより格段に飯が豪華だ…｣ボソッ


『エースこれもいる？』
｢ん！くれ！ﾓｺﾞﾓｺﾞ美味い！｣

『良かった〜』

｢明日が怖い二ー｣ボソッ
｢だな｣ボソッ


不気味なほどに機嫌がいいAに
エース以外のみんなが困惑していた

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