手を繋ぎたい ページ4
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ある日の深夜23時すぎ
ソファーでゲームしてる辰哉の横で携帯をいじっていたらふと思ったから言ってみる
「ねーたつやくんコンビニスイーツ食べたい」
『なあに今日はたつやくん呼びなの』
ゲームを机の上におき、向き合うように抱き寄せられて顔を覗き込まれる
『スイーツ？珍しいね、Aいつも気にして深夜は食べないようにしてるじゃん』
「ん〜なんかどうしても食べたいの今日は」
まあ、本当のお目当てはスイーツじゃないんだけどね
『なるほどねえ、まあたまにはいいか！』
『じゃあ夜遅いし俺買ってくるわ』
“ なに食べたいの〜？” なんて言いながら準備しに行こうとする辰哉の腕を掴む
「え、一緒に行かないの？」
『だって外寒いしお家の方が暖かいでしょ？』
「やだ、一緒にいく」
『なあんでよ、待っててよ』
外でのスキンシップを好かない彼だからあんまり外で手を繋いだりした事がなくて。
でもときどき夜の帰り道とか人がいない時とかは繋いでくれたりするから、その時間がとても好きで
深夜のコンビニまでだったらいいかなって思っただけなのに。
私のことを想って言ってくれてるのはすごくわかるんだけど、少し悲しくて黙ってしまう。
『どしたのそんな泣きそうな顔して』
『ん？おいで』
ソファーの下にしゃがんで腕を広げてくれてる彼の胸に収まる
『なにがやなの、教えてくんなきゃ俺馬鹿だからわかんないよ』
いつものように背中をとんとんしながら優しい声で聞いてくれる
「、、たつやあんまり外でのスキンシップとか手繋いだりするのすきじゃないじゃん」
「それは理解してるんだけど、本当は外でも繋いでほしいなあって思ってて」
「ときどき夜とか人がいない所では繋いでくれるのが嬉しくて、その時間がすごいすきなの」
「だから、夜遅いけどコンビニに誘ったら手繋いでもらえるかなあって……」
言い終わると、さっきよりも強い力で抱きしめられる
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おあげちゃん(プロフ) - 七瀬さん» ひゃ〜感想ありがとう〜！書く活力になります〜！話し方は日々研究してるので嬉しいです！これからも頑張ります！そろそろ渡辺さん登場させるね！ (2020年9月26日 14時) (
レス) id: 9fb4782fae (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 待ってました〜〜！深澤さんと付き合ってる錯覚に陥るくらいリアルで毎回キュンキュンしてます。話し方とかもう深澤さんだし…かあいいって言われたい………って更に妄想が膨らんでしまいます…！（渡辺担より） (2020年9月24日 23時) (レス) id: a78e4a3639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おあげちゃん | 作成日時：2020年9月18日 8時
