頑張り屋さんな君が愛おしい ページ2
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仕事から帰って玄関のドアをあけると電気が付いていると思った部屋は真っ暗だった
“今日は早めに帰るね” と連絡が来ていた。
スマホの電源を入れれば時刻は 23:45
やっぱりもう帰ってきているはず、、
でも俺には1つ思い浮かぶことがあった
最近、本人は隠してるつもりなんだろうけど明らかに元気がないなっていう気はしてた
Aは些細なことでも考えすぎちゃうタイプだから
そんなとこも大好きなんだけど、無理はしてほしくないからね
今日はでろっでろに甘やかしてやろ
まあ、基本いつも俺はAに甘いけど 笑
とりあえずリビングに荷物を置いて、Aがいるであろう寝室に向かう
『A〜？いる？たつやだよ〜』
そっとベッドに近づくと、俺がゲーセンで取ったポムポムプリンのぬいぐるみを抱きしめて寝てる
そんな彼女の頬に残る涙の跡を優しく撫でる
「、、んっ」
『お、おきた？だいじょぶか〜』
「た、つや、、？」
『そう、たつやだよぉ〜』
まだ状況が掴めてないのかふわふわしながら俺に向かって手を伸ばすA
『どした？ぎゅー？』
「うん、ぎゅーしたい」
『かあいいねえ、おいで』
寝てるAを起き上がらせてそのまま包み込むように抱きしめる
俺の体にすっぽり収まった小さな背中を優しく一定のリズムで叩く
『俺はさ、何事にも全力で一生懸命頑張るAが大好き』
『でもね、好きだからこそ、抱え込みすぎてほしくないなあ』
『だから、もっと俺の事頼ってくれていいし、甘えていいんだよ？』
『Aの為ならなんでも出来ちゃうからさ俺』
言い終わると震えだす華奢な体
「、、ぐすっ、、」
「たつやありがとう、、、」
『おう！任しとけっ』
『も〜そんな泣くとかあいい顔が台無しよ？』
『じゃあね、Aが一瞬で泣き止む魔法かけちゃおうかな〜』
きょとんとしてる彼女をゆっくりベットに押し倒して
目、鼻、頬と最後は唇に優しく口付けた
最初はびっくりしていたものの、
口付け終わると幸せそうに俺を見つめて
”辰哉だいすき” と微笑み、抱きついてくる彼女に
一生をかけて守り抜くと強く誓ったある日の夜更け____
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おあげちゃん(プロフ) - 七瀬さん» ひゃ〜感想ありがとう〜！書く活力になります〜！話し方は日々研究してるので嬉しいです！これからも頑張ります！そろそろ渡辺さん登場させるね！ (2020年9月26日 14時) (
レス) id: 9fb4782fae (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 待ってました〜〜！深澤さんと付き合ってる錯覚に陥るくらいリアルで毎回キュンキュンしてます。話し方とかもう深澤さんだし…かあいいって言われたい………って更に妄想が膨らんでしまいます…！（渡辺担より） (2020年9月24日 23時) (レス) id: a78e4a3639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おあげちゃん | 作成日時：2020年9月18日 8時
