幽霊少女が行く！【twst】

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顔の無い怪物は、大釜に押しつぶされたまま唸り声をあげていた。

グ｢オイ、見てみろユウ！｣
｢バケモノがさっきのエースみたいに大釜に押しつぶされて、ペッタンコになってるんだゾ！｣

エ｢さっきのオレみたいったのは余計だっつの！ったく、今日はマジいいとこナシじゃん。｣

グリムの言葉に少しイラッとしながらも、いいとこないと少ししょんぼりしているエースをよそに、

ﾃﾞｭ｢あいつが足止めをくらっているうちに魔法石を取りに行くぞ！｣

デュースが4人に声をかけた。

すると、顔の無い怪物はそれを聞いていたのか、反応を示した。

怪物｢！？｣
｢マデェェェェ！！！！｣

顔の無い怪物がそう言っている間に、5人は炭鉱の中に入り、魔法石を探した。

《あ！あそこ！光ってるのって魔法石なんじゃない？》

ﾃﾞｭ｢ん？本当だ！おい、ユウたち、あったぞ！魔法石だ！｣

すると、入り口の方で大きな声が聞こえた。

怪物｢ザワルナア"アアアアアアアアアア！！｣

5人が入り口の方を見ると、

顔の無い怪物が、重りを押しのけこちらに向かおうとしていた。

エ｢やっば！アイツもう重しを押しのけそうじゃん！｣

グ｢オイ、デュース！もっとなんか乗せるんだゾ！｣

グリムの言葉に、デュースは焦り、

ﾃﾞｭ｢えぇっと、重たいもの！？｣
｢い、いでよ大釜！｣
｢あとは、えーとえーっと、大釜！？｣
｢それから、大釜っ！｣

と、大量の大釜を顔の無い怪物に向けて召喚していた。

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