「めんっどくさ」 ページ24
その後、準決勝、決勝と試合は進み、雄英高校体育祭はウニ頭くんの優勝で幕を閉じた。
休みを挟んで登校日。
「例年はもっとバラけるんだが、2人に注目が集まった」
黒板に示されたグラフ。
「体育祭の結果と逆転してんじゃん」
そうだ、忘れてたけど体育祭ってプロヒーローがスカウトに来てたんだっけ。職場体験が控えてるって……僕どこにも行きたくないんだけど。僕だけ休日にしてくんないかな〜
「逆さんにも来てますわね」
「ん〜？あぁ、その100人は物好きだねぇ〜」
まったく、見る目がないよホント。あの試合見て僕のどこに可能性見たっつーのかね。どこの誰かも知らんけど。
「これを踏まえて、今日の授業は…
"コードネーム"ヒーロー名の考案だ」
「「胸膨らむヤツきたぁぁぁあああ！！！！」」
「うわぁ……めんっどくさ…」
なんか始まっちゃったし……流れ的に発表形式か。てかショータは寝るんだ、マジで自由だね。あの女性は体育祭で審判してた人かな。
「逆さんは決めましたか？」
「君は？」
「私は……"クリエティ"にしようかと」
「へ〜やっぱみんな個性になぞらえて決めるんだ」
僕の場合、もう世間に知られてる名前があるんだよな〜。でもそれを出せば余計に詮索されそう。疑われたくないって訳じゃないんだけど、喧しい視線は減らしたい。
適当に決めても良いんだけど……どうせなら面白い名前にしたいよね。
「あとは…再考の爆豪くんと、逆くんね。もう時間だし、決まったら私か相澤くんに伝えること。いいわね？」
奇抜な格好のセンセーはそのまま教室を出ていった。そのタイミングでショータが起き上がる。
「職場体験の希望先を、第三希望まで紙に書いて提出。明日の放課後までとする。授業は終わりだ。逆はちょっと来い」
「およ？」
猫背のまま出ていくと思われたが、ショータは小さく手招きをして僕を呼ぶ。セロくんが「何かしたんかよ」と笑ってくるが、そこまで問題児じゃないよと返す。
廊下に出ると、寝袋を持ったショータが僕を見下ろす。
「お前の職場体験先だが…悪いがもう決まってる」
「元々選ぶ気なんて無かったよ。てゆーか、僕としては休みたいんだけど」
「知らん」
「ハイハイ。んで？僕はどこに行く事になるのかな？」
「俺だ」
「……ん？」
「一週間、俺と一緒に行動してもらう」
「グッドタイミングだよ」→←「友達1号をそう簡単に疑いたくねぇっつーの」
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すみた先生(プロフ) - 名無しさん» 温かいコメントありがとうございます！！一応やる気はまだまだあるので頑張ります！！キャラ付け上手くいったみたいで良かった……(独り言) (2022年12月21日 22時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - コメント失礼します！話消えちゃったのめちゃくちゃ大変だと思いますが、更新楽しみにしてます！夢主くんの性格？口調？がとんでもなく好きで、これからどうなるか気になります…無理はしないでくださいね！長文失礼しました！ (2022年12月21日 22時) (レス) id: 7cbba75bf7 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - Yuuさん» コメントありがとうございます！！ (2022年12月18日 9時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - totemosuki、、、、、、、 (2022年12月18日 3時) (レス) id: fb830e3447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2022年9月23日 19時
