「シンプルにいこう」 ページ14
「まったく自由なもんだね〜」
「呑気すぎだっつーのっ！」
爆破で一人飛んでいってしまったウニ頭くんをセロくんがテープで捕まえる。
「もっと効率よく点を稼ごうと思わないのかい？」
「あ"ぁっ！？」
鬼のような形相のウニ頭くんが振り返る。怖い怖い、と肩をすくめて見せると、隣のセロくんが声を上げた。
「何か策でもあんのか？」
「小難しい作戦は好かない。シンプルにいこう」
そう言って頭のハチマキを取る。指を2回鳴らすと、手の中のハチマキの数字は110から10000000に変わった。
「はぁっ！？」
「相手に気付かれずにポイントを奪う。願ったり叶ったりだろ？」
「じゃ、じゃあ今頃緑谷のハチマキは.....」
《おぉっと！！緑谷のハチマキがいつの間に変わってやがるぜ！！1000万は誰の手に！？》
「デクくん！？」
「なんで...誰にも触られてないのに.....！？」
向こうに、自分のハチマキを確認するブロッコリーくんが見えた。にししっ、イタズラ完了〜
「.....まだだ」
「は？」
「完膚なきまでに叩きのめすんだよ.....取るなら全部取ったらァ！！」
「.....血気盛んだこと」
進め進めと怒号をあげるウニ頭くん。
「今出てる中でハチマキを変えられるような個性持ちは.....僕が知ってるうちでは逆くんしか居ない。となれば今一番ポイントを稼いでるのはかっちゃんのチーム.....」
「だが爆豪からハチマキを奪い返しのは困難だぞ」
「狙いは逆くんだよ。かっちゃんにハチマキを渡してるとは考えにくい」
「取れなかったら上位には行けない.....なら、行くしかないね」
「そうと決まれば行きましょう！私のベイビーをもっと見せるために！」
「(...でも逆くんも隙がないのは分かってる事だ。1000万のハチマキを持ってるのが逆くんなのは確実だとして、どう取る.....？)」
「ん〜...」
「どした逆」
「さぁてね.....一気に狙われる側になったな〜と思って」
「もっと良いポイントに変えてあげるよ」→←「僕はいつだって僕のために動くさ」
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すみた先生(プロフ) - 名無しさん» 温かいコメントありがとうございます！！一応やる気はまだまだあるので頑張ります！！キャラ付け上手くいったみたいで良かった……(独り言) (2022年12月21日 22時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - コメント失礼します！話消えちゃったのめちゃくちゃ大変だと思いますが、更新楽しみにしてます！夢主くんの性格？口調？がとんでもなく好きで、これからどうなるか気になります…無理はしないでくださいね！長文失礼しました！ (2022年12月21日 22時) (レス) id: 7cbba75bf7 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - Yuuさん» コメントありがとうございます！！ (2022年12月18日 9時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - totemosuki、、、、、、、 (2022年12月18日 3時) (レス) id: fb830e3447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2022年9月23日 19時
