「僕はいつだって僕のために動くさ」 ページ13
「ぜってぇブレねぇ馬だ！奪るんだろ！？緑谷……！」
「……」
「おー、お前も爆豪狙い？」
「てことは君もかな。いやー人気者は大変だねぇ、群がる人間の善し悪しを選別せにゃならんからさ」
セロくんは「The他人事……」と苦笑いしながら視線を輪の中心に向け、片手を上げた。
「爆豪ー！俺と逆はどうだー？」
「あぁっ！？……しょうゆ顔」
「瀬呂ね。どうよ、ポイントもあるし役に立つ。優良物件よ？」
目を細めてセロくんはウニ頭くんに近寄る。ウニ頭くんは僕をじっと見下ろした。彼だけが割り切れていない僕への疑いが、その赤い瞳に見え隠れする。……そういえば、シガラキくんも同じような色だったなぁ〜。輝くベクトルが違うから全く一緒とは言えないんだけど。
さてウニ頭くんはどう言うだろう。
「……てめぇらで後ろやれ。クソ髪ィ！前騎馬はてめぇだ！」
「おうよ！」
「狙うはクソデク……1000万だ……！！」
「怖いねぇ〜」
「話の通じる奴でよかった……面倒くさそうなのには変わりねーけど、ひとまず爆豪なら安泰だろ」
「彼が堅実に点を守るような人間には見えないけどね。イノシシみたいに突っ込んでって僕ら諸共最下位、なんて事も有り得そうだな〜」
ハハハ、と笑うとセロくんは怖い事言うなよと言って、ウニ頭くんと赤髪くんに寄って行った。僕も3人の所へ行って、騎馬の用意をする。身長は、セロくんはもちろん赤髪くんにさえ見下ろされるくらいだから、正直言ってウニ頭くんを脚を支えるのはキツい。
「無理すんなよ逆、どっちかってーとお前は個性で妨害がメインだから」
「僕は面白そうだと思った事しかやらないよ」
隣のセロくんは、ウニ頭くんと赤髪くんに充てられて気分が高揚しているようだった。熱気が鬱陶しいなと思いながら開始の合図を待つ。
「逆さま野郎。てめぇは俺が勝てるようにやれ」
「！……僕はいつだって僕のために動くさ」
《第二種目START!!!!》
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すみた先生(プロフ) - 名無しさん» 温かいコメントありがとうございます！！一応やる気はまだまだあるので頑張ります！！キャラ付け上手くいったみたいで良かった……(独り言) (2022年12月21日 22時) (
レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - コメント失礼します！話消えちゃったのめちゃくちゃ大変だと思いますが、更新楽しみにしてます！夢主くんの性格？口調？がとんでもなく好きで、これからどうなるか気になります…無理はしないでくださいね！長文失礼しました！ (2022年12月21日 22時) (レス) id: 7cbba75bf7 (このIDを非表示/違反報告)
すみた先生(プロフ) - Yuuさん» コメントありがとうございます！！ (2022年12月18日 9時) (レス) id: 547ebe12b8 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - totemosuki、、、、、、、 (2022年12月18日 3時) (レス) id: fb830e3447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみた先生 | 作成日時：2022年9月23日 19時
