第三十八話 サプライズ！ ページ40
きよしこの夜……なんか凄く聞き覚えがある気がする……いや気がするじゃなくて絶対聞いたことある……。てかそれが何かも覚えてる……。
「どうしたのAちゃん。あ、包帯の彼じゃなかったら帽子の彼？ いやーいいねー」
「毛程も良くないわ。全然違うし……あ、みずちゃん」
「ん、どうかした？」
「ごめん。今日、部活の後先帰るね」
……なんかとっても、早く家に帰らなくちゃいけない気がするんだ。
＿＿＿＿そして午後四時。家の前に着いた私は、どんどんと強くなるある予感に苛まれていた。
なんというかもう……やばい。ドアを開けたら何かが起きる気がしてならない。でもドアを開けなきゃ帰れない……！
勘は元々当たる方だ。ひばり→治と接触してから更に研ぎ澄まされた。だからこそ判る。この先はやばい……！
だが帰れないのは更にやばい。くそう……！！
「うう、嫌だけど……しょうがない！ ただいまッ、」
『おっかえりー！ よっしぃ！！』
「A！ メリークリスマァッッスッ！！」
＿＿＿＿ッッパァァァン！！
甲高い破裂音が弾け耳を劈き、そして色とりどりのテープや紙吹雪が私に降りかかる。
……ああ、だから……、
「だから嫌な予感がするって云ったんだぁああああっっ！！」
＊
「……いっぱい云いたいことと聞きたいことはあるけど、ティナちゃんが無事で良かったよ……」
無駄に豪華に飾られた居間で。
……私はニコニコ顔のティナちゃんと治を前に、げんなりしながらため息をついた。
まだ午後四時半くらいなのに、お母さんは台所に立って夕飯の準備をしている。今日は恐らくご馳走だ。
そしてこの居間の様子を見ると……。
「お母さんを取り込んだサプライズクリスマスパーティー……ってとこか……」
「さっすが私のA！ その通りさ！！」
「お前のじゃねぇわ」
だってお母さんがティナちゃんと何か企んでいることは明白だったし。
それに、ティナちゃんの行方をお母さんがあまり気にしてなかったのも、パーティーの準備をしてるからだって思ってたんだ。
『えへへ、実は私、日本に来てからずっと治兄と企画してたんだー！
まぁよっしぃに“比較的心の休まる”クリスマスをあげようという意味も兼ねて』
ティナちゃんに感謝をッ！！
「久しぶりのAの家だし、ティナお姉さんと居られるし、まあ私の大人な対応だね。惚れた？」
「惚れるか変態。偉そうにすんな」
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やっさん(プロフ) - 設定ですが、太宰治さん、ティナちゃんの年齢に、触れたために、ティナちゃんにぶっ飛ばされて、行方不明ということで良いでしょうか？。余談、世界一周旅行(^_^;;かな苦笑汗汗。 (2021年10月18日 19時) (
レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - それにしても、彼女の、誕生日プレゼントで、10万ユーロ(1200万円)って(大汗)。ポートマフィアの、幹部の給料って、いったい!!。資金源は、あ、一億やそこら、痛くも痒くもないですか〜(汗) (2019年12月2日 20時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» 獄寺さんでしたか。失礼しました汗。余談ついでですが、太宰さんがインタビュー中に行方不明になったところは、ドッゴーン！！！キラッ！・・・滝汗ってところでしょうか？ろくでもない話ですみません笑。 (2019年5月7日 20時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - やっさんさん» いいえ！雲雀さんはあんな喋り方はしません笑獄寺さんです！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» 三十七話ですが、十代目が、沢田綱吉としますと、電話越しに、ティナちゃん？を怒鳴りつけていたのは、雲雀恭弥？さん？でしょうか？ (2019年5月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.phpこ/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年4月30日 9時
