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「そうなのか！ 兄貴もどこかしらで情報を掴んだんだな」
「そこかしこに諜報エージェントを潜り込ませてるからな」
世界最高峰の探偵組織と、世界最高峰の諜報機関はほぼ同義だ。
おれは出されたミネラルウォーターを飲むと、軽く辺りを見回す。
砂漠気候であるこの島は、随分気温が高く空気も随分乾いている。
ただ立っているだけで喉の水分を奪われそうだ。
「エースが向かうのはユバだったか？」
「…そこまで知ってんのか。ああ、でもまあほとんど期待はしてねェよ。一応虱潰しにする必要があるだけだ」
「そうだな。万一のことを考えたら、それがいい、」
「よくもぬけぬけと大衆の面前でメシが食えるもんだな」
「かもなって、ん？」
突然割り込んできた声に、驚いて後ろを振り向く。
同じように背後を見たシェリルが、あら、と声を漏らす。
ローグタウンが根城の本部大佐が、どうしてアラバスタに。
「白ひげ海賊団2番隊隊長が、この国に何の用だ。ポートガス・D・エース」
「…兄貴、知り合いか？」
騒然とする周りに慣れているのか、ものともしないエースの態度に、おれは思わず苦笑してしまう。
まさか本部の大佐がおれとエースを間違えるはずがないから、今回名指しされたのはエースの方なのにも関わらず、
相変わらず肝が据わっているらしい。
「いや、おれが一方的に知ってるだけだ。
「へェ」
感心したように、もらった爪楊枝で歯の隙間を掃除しているエースが笑う。
想定外の海兵との遭遇を面白がるなんて、さすがだ。おれがエースだったら真似出来そうにない。
「…いや、おれの方も知っている。ポートガス探偵社社長、副社長両名……あんたらもこの国に何の用だ？」
「ちょっとした仕事ですよ。この国とは縁もありますしね」
シェリル、と声をかけて立ち上がる。
スモーカー大佐がここに来たのだから、エースとの戦闘が始まるだろう。
市街地で本気でやり合いはしないだろうが、巻き込まれないうちに退散するのが吉だ。
「あれ兄貴、出るのか」
「ああ。上手く撒いてこいよ、あとでまた話そう」
おれたちはその間、ルフィを探しに行こう。
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やっさん - 立花！激怒！それにしても、シェリルさをの正体は・・夢主の前世の・・・。この、次元世界でも、頂上決戦は止められないのか！？続編を読んでみます。 (2019年3月8日 20時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - mさん» そうなのですか！？修正致しますので、もしまだ不具合があれば教えてください！ (2019年2月15日 6時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - この小説の8話くらいから名前が変えられないのは何故でしょう、、？もしそちら側に不具合等があれば直していただけると嬉しいです。応援してます (2019年2月14日 23時) (レス) id: 1c5909901a (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - monoさん» そうですねw もう大分伏線解放してますからね笑 (2018年1月29日 10時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
mono(プロフ) - シェリルがもしかして…って結構最初の方から思ってたりします。 (2018年1月29日 8時) (レス) id: 062eb7c7b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sunny
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年9月14日 19時
